魔法科アニメ2期11話感想
サムネ用
脚本:中本宗応
絵コンテ:寺東克己
演出:ジミー・ストーン
エフェクト作画監督:梅田貴嗣
総作画監督:石田可奈
作画:米澤優
作画お一人…。
原作11巻321p~348p&12巻25p~31pまで
アバン
2096年2月20日(月)
・リーナのモノローグはパラサイト撃破後、達也と別れたあとすぐだったんですが、アニメは一日たって入浴シーンが追加されてますね。
達也のシャワーシーンより見えにくいのおかしくないですか???
・ピンクなのがかわいい。タオル頭ぐるぐるかわいい。良い追加ですね。
・リーナの髪長いですね。ウェーブヘアだったら文句なしに親指立ててるんですが。(原作に波打つ髪とあるし、ストレートの深雪さんと対になるはずなので、リーナは本来縦ロールではなくウェーブヘア)
・睫毛ポイント
・原作の321p「彼女がやらなくても、あの二人がやってくれる。彼女が辛い思いをしなくても、同胞殺しの罪悪感に苦しまなくても、異邦人であるあの二人が」のあたりをカットしてますが、かわりに「私は、シリウス以外になってもいいんだ。」というセリフが追加されてます。
リーナが司波兄妹の「さすおに」のダシに使われているとか、リーナが役立たずとか、リーナとは何だったのかとかそういう感想みかけたけど、司波兄妹がリーナに匹敵するくらい強いからこそリーナは救われたわけで、決して司波兄妹の見せ場のために苦戦したわけじゃないし、魔法科の物語の主軸のひとつである「魔法師の兵器利用の宿命からの解放」を際立たせるキャラとしてリーナは重要なんです。
・顔に光があたる演出良いですね。
リーナのこのフラグが回収されるのは物語後半までお預けという…
Aパート
2096年3月15日(木)
・なんで卒業式にレゲエな音楽なんでしょうね?合ってなさすぎる。作曲家も「謎BGM」って言われて喜んでる感じなのが気持ち悪かったです。
・原作とコミカライズには無かった卒業生の様子が描かれてますね。良い追加。
・あーちゃんの泣き顔www
・達也は卒業式パーティで作業する深雪を待っています
・原作では「セラミックのカップ」「ソーサーではなく直接テーブルに置いた(ソーサーは最初からついてなかった)」とありますが、アニメではソーサーがありますね。(にしてもここの原作の、「ソーサーは最初からついてなかった」ってわざわざ書く佐島先生おもしろいな…)
・原作ではカフェテリアのシーンの前にパラサイトが盗まれた話が入ってますが、アニメは黒い羽根をきっかけに昨夜を思い出すという回想シーンとして間に挟んでますね。上手い。
・このシーン、深雪さんがくるまえに小早川(九校戦ミラージバットで落下した女子生徒)と達也が会話するシーンがあるがカットされてます。事故以来魔法が使えなくなった小早川に…という結構いいシーンなので是非原作で確かめて欲しいですね。
・原作に達也のセリフなし
コミカライズ「ここに転がしておいた二体のパラサイトが何者かに持ち去られている。気が付いたか?」
アニメ「封印したパラサイトがいない?」
台詞が短くなって、言い方に厳しい感じがなくなってますね。
・原作「達也、柴田さんと光井さんを責めないでほしい。二人が気を抜いていたわけじゃないのは、僕が保証するよ。封印済みの「器」が持ち去られたのに、僕も気が付かなかったんだ。僕の封印なのに…」
コミカライズ「達也、柴田さんと光井さんは気を抜いていたわけじゃないんだ。、僕も気が付かなかった。僕の封印なのに…」
アニメ「達也、柴田さんと光井さんを責めないでほしい。封印済みの「器」が持ち去られたのに、僕も気が付かなかったんだ。僕の封印なのに…」
・ここのエリカとレオのセリフはアニオリですね。幹比古を茶化して場を和ませようとしている雰囲気ありますね。良き。
・333p「弾む息の中から」とあるので深雪さんは兄を待たせないよう走ってきたのは確かなんですが、淑女さのかけらもない走り込みでビックリしました。おそらく真由美さんたちと途中まで歩いてきて、達也を見かけて走ってきたふうなので…もっと小走りなものかと…この時点で「あれ?今回の深雪さんやばくない?」と不安に思ってたんですが、まさかBパートでこれ以上の地獄があるとはこの時は予想だにしませんでした…。
・この時代の卒業証書は筒に入ってるんですね。筒型は減ってきているって話をよく聞きますが。
・質問するときに前かがみになる真由美さんあざとすぎる…。
・「魔法の持続時間を引き延ばすシステム的なアシストに関する、チョットした覚え書きです」
ドヤ顔深雪さんwww
・「恐縮です」で席を立つのは原作に描写がないので、コミカライズ参考ですね。
・達也のセリフにコクコクしてる深雪さんかわいい
・動きかわいい。リボンの動きが細かくてすごい。どの話でもリーナを可愛く動かすことには手を抜いてないんですよね。
・後ろの十文字先輩が卒業生の父兄にみえるwww
・う~~~~んかわいい
・衣装やポーズはコミカライズ参考ですね。動画で見たかった…
・2096年3月26日(月)
・339「彼の左右には深雪とほのかが、彼の前ではレオとエリカと幹比古と美月が座っている」
達也、深雪、ほのかの席順と、ほのかの前にエリカが座っている以外は原作に描写が無いので、コミカライズ参考ですね。服装も。よく見るとバッグのデザインとかちょこっと変えてるみたいです。
・「雫、そろそろ出てくるんじゃない?」はアニオリ。原作では雫の出迎えよりリーナの見送りのほうが先に来てます。多分Aパートの締めにリーナを持ってくるための変更。
・雫の衣装もコミカライズから。
・ほのかが「おかえり」と二度いうのはアニオリ。
・何気に配色が赤、青、緑でばらけていますね。ほかの話でもばらけていることがあったので、意図的に分けているのかもしれません。
・美月のネックレスに月が付いてる。美「月」だからか
・金髪キラキラ演出良いですね。こういうの好き。
・真っ先に察して引き留めるエリカ。やはりエリカは洞察力高いんですね。あとエリカだからこそ別クラスのほのかに声をかけられたってのもあるでしょう。美月やレオではできなかったはず。
・衣装は劇場版と同じですね。ここから帰国してすぐとんぼ返りするリーナを思うと…不憫可愛いですね。
・あんなことがあったのに明るく振舞えて、しかも日本が好きになったって言ってくれるリーナの天使ぶりよ…
司波深雪とリーナという二人の超絶美少女がいるのに背景のモブが一人も二人を見ていないのは違和感ありますね…。
・ここ劇場版と同じ「あっぱれ扇子」
・ここすき
・顔の描き方がずっと綺麗で良いですね。仕草はコミカライズそのままですね。
Bパート
・ここから来訪者編でなくダブルセブン編入ってますね。2096年2月ごろのお話ですね。水波の制服は深雪が中学時代に来ていた制服と同じみたいです。四葉の息がかかった中学校なんでしょうか?コミカライズは普通のセーラー服ですね。原作も描写は「セーラー服」です。
・12巻25p「白っぽい雪中迷彩を身に纏い、同じ色の背嚢を背負い、アサルトライフルと呼ばれる自動小銃を肩にかけて」
・27p「右に三人、左に三人、正面に残った四人のうち、二人は前に出て銃を構え」
アニメでは一度校門を通過して、四人だけ校門に戻ってきてますね。
・「ロケットのようなものをものを取り付けたライフル」
・26p「彼女が手にした機械は百年前の、情報端末が音声通話メインの「ケータイ」と呼ばれていた時代に「ストレートタイプ」という名称で分類されていたコンパクトな機種によく似ている。」
・原作通り二階。
・一発目が防がれたのを見て、次は四発で、原作通り。四発なら魔法防御を突破できると考えたんですね。
・一発目よりも手前で障壁画展開され、爆風と破片を浴びる敵。
・28p「銃を構えた男が踏み込む直前に」と原作にありますが、教室に踏み込んでますね。原作だと侵入者3人は教室に侵入する前に仕留められています。
。28p「ガラスの破片は教室の中に落ちることはなく、全てガラスを割った三人目に降り注いだ」
痛そう…目に刺さってますねこれ
・屋上の敵に落下する雪で気が付くとこ良いですね。
・ザイルでぶら下がって窓を割って侵入する三人、原作通り。
・ここの一回転して身をかがめるシーン好き。よく見るとこの制服スカートじゃなくてキュロットっぽいですね。
・対物反射障壁。侵入者の銃は対魔法用のハイパワーライフルなので、その威力をそっくりのまま反射されています。
・アニメで説明ないので伝わってない視聴者も良そうなんですが、先程の戦闘は演習でした。原作では、水波は敵を全員倒したのに演習終了の合図がないので、不安になって少しオロオロしてるんですが、アニメでは最初から最後までキョトンとした無垢な顔で緊張感がなく、説明もないのでちょっとサイコパスみたいに見えちゃってますね。かわいらしさを出したかったんでしょうか?
・2096年4月5日(木)
魔法科高校の新年度始業式の前日。入学式の三日前。
・ここの真夜さまの「この娘にしましょう」が謎なんですよね。最初「深雪さんのガーディアンとして」この娘にするって意味だと思ったんですが、4月5日なので入学試験に間に合わないので、おそらく「葉山さんの護衛として」って意味なんでしょうが、さっきの演習は二月の深雪さんのガーディアンになるための最終試験的なものなので、すでに深雪さんのガーディアンになれるくらいだと実力を把握してるのに「この娘にしましょう」って吟味するかたちなのおかしいんですよね。
アニオリ(原作者脚本)で原作と流れを変えるつもりなんでしょうか?
・2096年4月6日。この日が始業式なのは原作同様。
・ここ劇場版のラストと全く同じですね。
・ここの深雪さんの仕草、淑女さの欠片もなくて、解釈違いで脳が破壊されました。
・この両手をグーにして胸元に持ってくる仕草が、子供っぽくて淑女さがなくて(美人キャラにやらせる仕草として)嫌いなんですが、さらに前かがみになったりオーバーリアクションで。まるで1期の拷問みたいな動きで拒否反応がすごかったです。正直に言うと吐き気がしました。
動きとエンブレムの話と内容が似てるので、1期1話のオマージュ的なヤツですよねこれ。嬉しくないオマージュだ。
オーバーにキャピキャピ動かせば可愛いと思っているんでしょうか?明るくちょっとコミカルなリーナであればそれはマッチするのですが、司波深雪は作中何度も表記されているように大人びた要望の淑女で「静」の美人なんです。だから動きも演出も大人しくあるべきなんですが、スタッフはそう解釈してないみたいなんですよね。1期の頃から成長してないのかと思ったんですが、これは私の解釈に合わないというだけで、スタッフや他の視聴者から見たらこの動きが「大人びた淑女の美人」に見えているのかもしれませんね。
・静止画ですが、各キャラがどう進級したか分かって良いですね。平河がいるあたり丁寧。生徒会メンバーが変わったのに背景に一瞬流すだけだった1期横浜騒乱編とはえらい違いです。
・ここ、感想でカクついてるとか枚数足りてないとか言われてたんですけど、確かにここだけコマ送りみたいでちょっと違和感ある感じでしたね。淑女らしい動きを出そうとゆっくり動かしたけど枚数足りなかったのか、動画タイミングを合わせるために引き延ばしたのか、真相はいかに。個人的にそんなひどいカクつきじゃないので批判ポイントではないですね。さっきのキャプキャピにくらべたら淑女らしい。むしろ丁寧に感じる。
・原作では雫のパーティは4月5日だったけど、アニメでは7日に変更になっている?それとも原作にあったホームパーティとは別のパーティなんだろうか?
・ドアが上部に開く電車って面白いですね。実在するんでしょうか?
・黒羽姉弟めっちゃかわいい。亜夜子のリボンが赤なので文哉は赤の反対色の緑なんでしょうか?配色バランスが良い。文哉は華奢なのにカッコつけてる感じでコートの襟を立ててるのかわいいですね。
・今回の亜夜子ちゃんおっぱい大きい。やはり真夜さまに似ている。
・文哉くんちょうかわいい。アニメでも女装出るかも。楽しみですね。
・亜夜子ちゃんの笑い方が上品で小悪魔的で可愛い。
・でっっっっっか
・美少女にメイド服を着せて手招きする美女…エロい…エロくない…?
・可愛い。
声優はロストゼロと同じですが、瞳の配色は原作挿絵に合わせてきましたね。
・世界一高いビルが800メートルぐらいらしいので、東京オフショアタワーの2000メートルってすごいですね。2キロメートルって…
・新人類フロント…続編のメイジアンカンパニーに関わる話らしいのですが、まだ読んでないのでわからないんですよね…アニメ終わったら読まねば…
・ここまで詳細に数字落ち(エクストラ)の名字が出てるのは初なんじゃないでしょうか?貴重な資料ですねこれは。
・水波ちゃんが数字落ちのこと知らないってのがビックリだったんですが。数字付きでないと分からない情報なんでしょうか?深雪さんのガーディアンになる調整体魔法師なのに数字落ちすら知らないって不味いのでは?
・勘違い可愛い
・原作では4月5日の時点ですでに司波家に送られていて司波兄妹と過ごしているんですよね。アニメの水波ちゃんはまだ司波兄妹の家には行っていない?まだ判断できないですが原作とは変えてきそうですね。
アニオリを入れるのは良いんですが違和感がないように頑張ってほしいところ。全13話らしいので後2話どうまとめるのか気になるんですが、それよりもどう原作と変えてくるのか、そちらのほうが覚悟がいりそうです。
まとめ
★★☆☆☆
・Aパート、始終顔の作画が良くて良かった。
・BGMが合ってなさすぎる。
・リーナがよく動いて可愛い。毎話リーナを可愛く描くことには手を抜いていないのはすごい。
・深雪さんの仕草がひどい解釈違い。とくにBパートの動き。これが違っていればもっと評価は高かった。
・アニオリ挟んだせいか原作描写と違うところがあって不安。ほかにも謎な部分が多い。
アニオリ部分に不明な部分が多いので、あと二話どう出てくるかによって評価が変わりそうです。様子見。
・深雪さんまとめ