魔法科アニメ2期13話感想
サムネ用
脚本:中本宗応
絵コンテ:寺東克己
演出:名和宗則・三宅和男
演出補佐:羽迫凱
作画監督:橋本明日美、菊池康仁、高岡じゅんいち、山崎秀樹、ジミー・ストーン、豆塚隆
総作画監督:石田可奈
アバン
・兄の視線の先に気づき察して表情を変える深雪さん、良いですね。
・CADってこんな薄いカードにも情報入力できるんですね。カード型のCADは初?感応石を組み込んであるのかな?
飛行デバイスをなぜ複数持ってきていたのか…ビルでテロが起きるの予測してたんでしょうね。
Aパート
・前回も書きましたが、葉山さんと堂々話してて大丈夫なんですかね?あと水波ちゃんが脚閉じてないの気になる。メイドとして育てられたのにだらしがない。
・四葉家は進人類フロントのタワーでのテロ阻止をスポンサーから依頼されたんですかね?東京管轄は七草なので、七草家に話が回ってきそうですが、なぜ四葉が?
あとテロが起こりビルが破壊される可能性も考慮できただろうに、なぜ派遣されたのが葉山さんと水波ちゃんなんでしょう?もしビルが崩壊したとして、水波ちゃんと葉山さんにはテロや脱出をどうこうできる能力はありません。水波ちゃんはともかく四葉家の執事序列1位の葉山さんを失う可能性もあるわけで…初めから達也に依頼するってのもアリだったろうに…ガバを感じますね。
・ここの水波ちゃん、その場で挨拶してもいいのにわざわざ葉山さんの後ろに回って深雪さんの前に来てるんですね。深雪さん用の護衛だから深雪さんを優先したんでしょうか。
・魔法師ゆえ、精霊の眼で見られているのをなんとなく知覚できるんでしょうね。入学編にもそんなシーンありましたし。
・葉山さんの護衛として水波ちゃん連れてきたのに、戦闘能力のない葉山さんを一人にしていいんですかね?葉山さんとしては次期当主候補である深雪さんの護衛を優先するのは最もなことですが、深雪さんには達也がついてますし…。
・躊躇なく飛び降りるという選択肢を選び、躊躇なく壁に穴を開け、律儀に開けた穴を修復するの面白いw
・2キロの高さから飛び降りるのに躊躇なない深雪さん、この場慣れした感が良いですね。
・さりげなく達也が手を差し伸べていて、降りる直前に深雪さんが水波ちゃんのほうをみて気遣ってますね。
・階段を降りるときに深雪さんがスカートを持っているのですが、前部分は膝上くらいの丈なので持つ必要はないと思う…。
・害虫駆除のCMに出てきそうな絵面だ…
・「透視ですか?」と聞くあたり、水波ちゃんは精霊の眼のことは伝えられてないんですね。
・テロリストたちがなにかしたと思ったら普通に地震という自然災害発生でビックリしました。ここで???テロに巻き込まれているなかで自然災害が発生するアニメ初めて見ましたよ。
・震度4程度の地震でも止まって最寄りの回で降りられるエレベーターのシステムはいいんですが、崩壊しそうなときにエレベーター以外の脱出経路が非常階段しかないことになるんですよね。百単位の階層の階段を非常時に降りるのは…。地下にタワー安全装置として魔法師を配置する以外に、飛行魔法を使える魔法師を各階に配置したほうが良いんじゃないですかね?
・深雪さんがほのかと雫の心配をするので精霊の眼で確認をし冷静に状況を伝える達也と、友達を身をとても心配する深雪さん。達也がちょっと驚いた顔をしてるのがおもしろいですね。多分達也はほのか達には非常時用の飛行デバイスを渡しているので、万が一にはそれで脱出できると思っているのであまり心配はしてないんでしょう。でも多分深雪さんはほかの客たちの心配もしてる。深雪さんが達也の人間らしい部分を補ってるんだなあって感じ、良いですよね。
Bパート
・隠密行動してるのかと思いきやバタバタ足音立てて走ってるの笑ってしまうwこんなの絶対バレる、というか案の定バレてましたね。
・隠密続行かと思ったら今度は堂々と歩いてきてて、敵も見つけたとたん容赦なく撃ってきて笑える。
・武装した人が先行して安全確保してからリーダーが出てくるべきだろうに、リーダーが武装もせずに先行しててなんてガバガバ組織なんだ。
・カン・フェールを名乗っていますが編集部いわくメイジアンカンパニーに出てくる組織のフェールをリスペクトして勝手に名乗っているだけだそうで。https://twitter.com/straightedge_na/status/1342858714395463680?s=20
・わざと立ち去るふりをして敵に背中を向けているんですが、きちんと深雪さんの壁になるようにしてるんですね。
・何でしょうこの魔法。ダンシングブレイズそっくりですね。
・複数のCADを同時に発動するとサイオン波が干渉しあって魔法が発動しにくくなるのを利用した妨害魔法?ですかねこれは。
・ここ解説欲しいですね。4人がわざわざ岬寛に触れているのは同調させて4人の魔法演算領域を使って魔法を同時発動していたってことなんでしょうか?でも地下で気絶していた魔法師には触れてなくても魔法発動させているんですよね。一人の演算領域利用なら触れずとも可能で、人数が増えると同時操作が難しくなるから直接触れないといけなくなるんでしょうか?
あと気絶していても魔法演算領域を使えるのは、魔法演算領域が魔法師の無意識領域内にあるので、意識がなくても可能…ということなんですかね?謎が多い。
・ここもわりと謎なんですが、達也は触れるだけで相手の氏名とどこの研究所出身の魔法師かわかるんですか???精霊の眼ってどこまで読み取れるんです???
七草双子の乗積魔法に近しい能力を持っているっぽいのに岬はなぜエクストラなんでしょうね?かなり利用価値が高そうな魔法なんですが?フェールをリスペクトしてるのとなにか関係があるんでしょうか?
・エレベーター…ほのか達を心配する深雪さん…
・地下に続くワイヤーみたいなのを消した意味は…?
・ほのかが雫の手にある達也からもらったCADを握りしめているので、不安そうな顔をしていないんですね。
・「俺には決して背くことのできないものが二つあった。ひとつは、深雪を守りぬくという俺自身への誓い。そしてもうひとつは、深雪が俺に向ける信頼だ」
最愛の妹のために脳への負担を知りながら2キロのビル丸ごと再成するとこを決意してしまう達也。とんでもないシスコン…というよりそれが達也に残された唯一の人間らしさを引き出せる部分…追憶編映像化してないの痛いなあ。
・再成のシーンすごく綺麗ですね。音も良い。劇場版のベータトライデントに匹敵する作画なのすごいですね。最終回に相応しい。
・再成シーンをたくさんの人に見られているんですが大丈夫なんでしょうか?客には地下の魔法師が何とかしたと言い訳がきくかもしれませんが、地下で気絶してる魔法師は自分たちの功績でないのをしっているので…どう世間に説明するんでしょう。あとこの一件でこのタワーの安全性は問題視されたので…地下の魔法師の今後を想像すると可哀そうですね…
・膝枕、良い。
・お顔が良い
・お顔が、良い
内心「さすがはお兄様です」て言わないかヒヤヒヤしてたんですけど、言わなくてホットしましたし、嬉しかったです。特番で丹羽プロデューサーが「さすおにってあると気になっちゃうので…」って発言を信頼して良かったんですね…。ようやく魔法科アニメスタッフが魔法科は「さすおに」ネタに走らなくても面白い作品なんだと証明してくれた感じがします。
・で か い
・最後まで真夜さまの作画は崩れず美しいままでしたね。
・2096年4月8日。
・七宝くん!
・この四人に会話シーンあるの嬉しい。
・この真由美さんのポーズ、コミカライズを真似したアニメ1期のポーズを真似たものですね。
・比較
・意識しちゃってる真由美さん最高に可愛い。
・顔が嬉しそうでかわいい。
・この辺わりと小走りでいいですね。
・原作ではこの手紙をもらうのも、水波が司波家で暮らすのもパーティ前に判明してます。
。真夜からの手紙と聞いて深雪さんが動揺すらしてないのは違和感ありますね。でも怪訝な顔をしないのは水波ちゃんへの配慮のようで優しいですね。最終回を綺麗に占めるために暗い雰囲気は出さないように変更したんでしょう。
まとめ
★★★☆☆
・作画は綺麗だし再成のシーンは劇場版並みですごかったんですが、結局進人類フロントの目的がなんなのか、タワーの魔法師が人柱扱いなのは本当だったのかとか、見たこともない魔法とか、タワーの今後どうなったのかとか色々中途半端で消化不良感がいなめない。アニオリ三話必要でしたか?
総評
・深雪さんの作画がすごく改善されていて良かったのですが、作画資料に統一感がなかったのか、AパートとBパートで顔が違うというのはどうなんでしょう?でもすごい進歩だ。1期の頃発狂してた自分に教えてあげたい。
・BGMがクソすぎる。合ってない。台無し。
・暗い画面が本当に暗くて見にくい。
・特番の声優が「さすおに」をネタにしていたのが気に入らない。
・コミカライズそのまんますぎて味気ない1期と違って、アニメ化なりの工夫が見えたのはすごく良かった。
・魔法科の魅力か分かってない感じの1期と違って、2期は「パラサイトの解説」「リーナ可愛らしさ」「魔法の解説とエフェクト」に重点を置いて、何をしたいかハッキリしててとても魅力的であった。
・10話まではなかなか高評価だったんですが、残りのアニオリ部分でやはり良いと悪いが半々だなという結論になりました。アニオリで作者がなにをしたかったのか分かれば評価は変わるかもしれませんが、アニメ本編でそれが分からないと意味がない気がします。メイジアンの要素を来訪者編の時点でねじ込みたかったのかもしれませんが、尻切れトンボ感がぬぐえない…。
・1期に比べたらすごく良いアニメ化でした。ツイッターで情報を出してくださった副監督やイラストを乗せてくださった作画監督さんにはとても感謝しております。
・「さすがはお兄様です」を言わせなかったのが一番うれしい。
1クールすごく楽しめました。ありがとうございました。
優等生がアニメ化決定しましたが、優等生より追憶編アニメ化したほうが良いと思う…
・深雪さんまとめ