メモ用

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魔法科アニメ2期3話感想

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サムネ用

 

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脚本:中本宗応(ライトワークス)

絵コンテ:寺東克己

演出:池田重隆

総作画監督:石田可奈

作画監督:徳田拓也、萩原省智、青木裕子、王 悦春、Zearth Sato

作画監督補佐:柿畑文乃

エフェクト作画監督:梅田貴嗣

アクション作画監督:菊池康仁

 

9巻184p~9巻261pまで

 

Aパート

・八雲との訓練シーン。アニメは2096年1月17日(火)の記述だが、おそらく原作より一日ズレているので原作では1月18日。

・訓練シーンの作画良いですね。カメラワークとか見せ方は1期1話のほうがクオリティ高いですが、ここにそんな力入れるんだ…という気持ちだったので、このくらい淡々としたカメラワークのほうが訓練シーンぽくて私は好きです。ここは物語的見せ場でもないし。

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・八雲の幻術を打ち消すために術式解散(グラムディスパ―ジョン)を使ったがセリフには出さず、目元と光のエフェクトで魔法発動を表現してますね。

ここは特に魔法解説無くても問題ないと思う。1期1話の八雲との訓練シーンも光のエフェクトでうまく魔法発動の表現してましたね。

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・9巻186p「八雲の投げに宙を舞った」

ちゃんと投げられてる。

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・原作では達也は片腕を取られていたのでうまく受け身がとれず何度かせき込んでるんだけど、すんなり起きてますね。この辺はコミカライズに似ている。

八雲が額あたりをペチっと叩くのも原作にはないのでコミカライズ参考。

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・原作9巻187p「八雲はこめかみのあたりを片手でこすりながら答えた。多分冷汗を拭っている真似だろう」

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・八雲との会話は多少カットはあるがほぼ原作通り。しかしここまで尺をとるとは思わなかった。「背中合わせの影絵~」のあたりはカットしても問題なかったと思うし、「妖霊」は音声だけでは意味が伝わりにくいだろうなあと思った。

このあたりはコミカライズのほうが簡潔で分かりやすいですね。

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・入学編では達也は身長175センチ(九校戦編で178だったか)で八雲が177センチだったのだけど、達也の身長伸びました?

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・教室のシーン。原作にはあれから2日とあるがレオが襲われた日からなのか、八雲との会話の日からなのが不明。何日なんだろう?18~20日の間?

幹比古は寝不足で頭痛がするから美月に付き添ってもらって保健室に行くのだが、アニメではカットされてますね。幹比古とエリカが夜出歩いて夜更かししてることが分かればいいシーンなので、仕方ない。(コミカライズにはある)

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原作ではこのシーンの前に、朝エリカと幹比古が一緒に遅れてくるのを知って美月の顔が強張るニヤニヤシーンがある。

 

・雫との通話シーン

原作9巻196pに「自分の携帯端末の画面越し、同時通話の機能を使って」とあるので、達也、深雪、ほのかがそれぞれ自分の携帯端末で通話してることになってるんだけど、アニメではほのかの端末をそのまま借りて通話してるので、「達也がピンクのスマホを持っている」という可愛いシーンが生まれている。

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コミカライズは原作に倣ってそれぞれの端末を持ってますね。

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これ、キャラに端末を持たせる作画コストを抑えるためなんですかね?

・コミカライズには原作にはない「達也に頼まれて喜ぶほのか」が追加されています。かわいい。

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・9巻196p「画面の中の少女が、わずかに目を細めて笑った」

比較。どっちもかわいい。

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作画監督の塩梅にもよるんだろうけど、1期より大人っぽい顔立ちで良いですね。

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・原作では達也と通話できて嬉しそうにほほ笑む雫を見て、深雪さんとほのかがムッとするシーンがあったがカット。カットされて良かった。

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このシーン、ほのかより深雪さんのほうが大人びた顔立ちで姿勢が良くて美少女なのが分かりやすくて好き。

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あとこのシーン、モブが歩く動きも丁寧なんですよね。CG使ってないのすごい。

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・9巻196p「画面の中で、雫がコテっと首を傾げた」

比較

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原作では吸血鬼事件の話にすぐにピンと来なくて首をかしげたが(コミカライズは原作に倣っている)、アニメでは電話をかけてきた理由を伺うニュアンスで首をかしげているに変更。かわいい。

 

・ここの雫の「でも、アメリカに手掛かりがあると思ってる。違う?」の「違う?」の言い方が嬉しそうで可愛い。こういうのアニメならではの楽しさ。

 

・「原因はアメリカにあると思ってる」の反応比較

ここはコミカライズより良いですね。驚いたままのほのかと違い、深雪さんは驚いた後に神妙な顔つきになっている変化の違いとか。

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・エリカと幹比古の捜索

1月20日(金)。原作には日にちの描写はない。

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・服装比較

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・幹比古の棒(暗くて見にくいので加工)。

細やかな文字が書かれているのは原作通りなんだけど、9巻202p「断面がほぼ真円となるように加工されている」とは微妙に異なっているような?これ断面六角形ですよね?コミカライズは円柱。

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※2020年10月24日追記。来訪者編アニメ設定資料集でこの棒の指示文に「断面はほぼ真円」とあることが判明。つまり3話担当のスタッフのミス。

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・比較

9巻202p「棒は十字路の右を指していた」

ドラえもんにこんな道具ありましたね。

近未来SFの世界にこういう古典的占い要素あるの面白いですよね。

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原作では棒を立てたら後ろ歩きで三歩下がって体を反転させているのだが、アニメはコミカライズに倣ってますね。なんで体を反転したのか原作に記述がなくて謎が多いので、ここはこれでいいんじゃなかろうか。

 

・ここ結構バッサリセリフカットしてますね。エリカ達が七草&十文字とは別行動なのが分かればいいのでこれでいいと思う。

 

・ここ、達也をシグナル通知先に入れてるシーンなんだが、コミカライズみたいに達也の名前見えたほうが良かったんじゃないかなと思う。この後の達也が来た理由を話すシーンがカットされてるので。

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・サリバンとアンジーの追いかけっこ

まさかサイオンのノイズを浴びせられてサリバンを見失うシーンを映像化するとは思わなかった。コミカライズを真似てくるものかと。ここいる?

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・ここの「どっち?シルヴィ」は原作に無い。そのせいか口調がおかしい。リーナはシルヴィに対して常に丁寧語口調なので。「どっちですか?シルヴィ」のほうが合ってる。(一部字幕では「どっちへ?」と表記されたらしいんですが、何度聞いても「どっち?」にしか聞こえないんですよね)

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2話でもそうだったが、原作にない追加セリフの口調がキャラに合ってない問題がたまに出てきてる。不安だ。

 

・リーナがハンターQ(17th)をクレア、ハンターR(18th)をレイチェルと呼ぶのは、リーナがコードで呼ぶのを嫌っているから。優しい。

 

・リーナの術式に干渉できない描写分かりやすくて良いですね。

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・「ダガーにかけられた移動術式に干渉できない!」比較。

ノローグで解説するの分かりやすくて良いと思うんですが、それはそれとしてドヤ顔で目を光らせてから「できない」の流れで笑ってしまう。サリバンが可愛く見えてきたぞ。

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・比較

殺意高い。コミカライズより怖い。

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・比較

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アニメだとリーナの銃弾が情報強化されてるのが分かりやすいですね。魔法のエフェクトが綺麗で見映えがいい。

コミカライズは原作にはない撃った後少し間があって(原作は余韻に浸ることなくすぐ次の敵に向かっている)、リーナが仲間を撃ったことへ辛い気持ちが感じ取れるので良い。甲乙つけがたい。

 

・投げたナイフを回収する描写は原作にはない。コミカライズでは魔法で回収している。ここいる?

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・比較

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アニメと原作だといきなり切りかかってて怖い感じですが、コミカライズには一応仮面も怪しいから抑えようってセリフに出してますね。にしても血気盛んだ。

 

・比較

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ここ、エリカが自己加速術式使ってないのでエフェクト出てないのは正解。

「参る」はコミカライズのほうが覚悟決まってて好きですね。

 

・ここの「お前の相手は僕だ」はアニオリ

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・ここでエリカが光ってるのは慣性制御術式の表現ですかね。自己加速術式と判断がつきにくい。

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・比較
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防壁か衰弱か判断するのナイフを投げたのは原作通り。コミカライズではカット。

 

・原作ではリーナは銃を落としていないのでコミカライズ参考

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ちょっとコミカライズ真似しすぎじゃないですかね。構図そのまんま。コミカライズは原作通りに描写していて出来がいいので、そのコミカライズを参考にすれば原作と差異はそんなに出ないし出来も良くなるだろうけど、それは「コミカライズのアニメ化」であって「原作のアニメ化」なのか?と思わずにはいられない。

独自性がない。

 

・原作9巻219p「すぐさま身体を起こす」とあるけどゆっくり起き上がってますね。追撃を恐れていない。

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・比較

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・魔法が打ち消される回数が3回。原作通り。(コミカライズは1回)

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・リーナがその場から離れるために足元を撃った回数5回。原作通り。(コミカライズは2回)

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・比較

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原作はこの後に幹比古が達也にこっそり連絡していたことや、服が破れたエリカを達也がバイクで送っていくシーンがあるがカットされている。


Bパート

・原作では起きて報告してますが、アニメだと気絶してますね。喋らせる人数を減らして作画コストを下げているのかな?

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・比較

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・真夜との通話シーン

原作には通話の前に深雪さんが「は?叔母様に、ですか?」と兄に向って「は?」なんてとんでもない発言をするシーンがあったのですが、無事にカットされておりました。良かった。

・9巻231p「血のつながりがあるとはいえ、普段着では電話も掛けられない、映像をカットするなどとんでもない。兄妹にとって、叔母はそういう存在だった」

とあるので二人とも正装している。ここは原作通りだが、1話の真夜との通話(アニオリ)で私服だったのがおかしいのが協調される(1話では真夜が「良いお年を」と言っているから大晦日前後に通話した可能性が高く、ますます私服だったのがまずい)

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・原作に服装の描写はないのでコミカライズ参考

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・尺短縮のためにしかたかったのかもしれないが、四葉にとって達也は道具なので葉山さんのように主人である深雪さんの後ろに立っているべきなのに深雪さんの隣に立っているのはおかしい。(コミカライズは常に深雪さんの斜め後ろに控えている)。

あと第一声の「夜分遅く、申し訳ございません」も達也の発言に変えられているが、主人より先にガーディアンが発言するのは失礼だし達也もそれをわきまえているので、この改変には違和感がある。

 

・9巻232p「深雪が呆気にとられた顔で絶句していた」

原作通りなのはコミカライズだが、静かに動揺する感じのアニメのほうが深雪さんらしい。

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・9巻232p「葉山が眉を片方だけ上げるという器用な真似をしていた」

ここカットしなかったの意外ですね。コミカライズはカットしてる。

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・233p「顔を蒼くして、声を失う」

「そんな…」というセリフは原作に無いのでコミカライズからですね。ポーズもそのまんまですね。

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・比較

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唇の描写やけに気合入ってますね。好き。

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・会話に出てきた「老師の弟」はリーナのおじいちゃんです

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・真由美と十文字との会話シーン
2096年1月21日。原作には日付が書いてないので日付分かるの嬉しいですね。

原作では通学路で兄妹が真由美さんに声をかけられるシーンがあったがカット。(コミカライズもここをカットしている)

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・アニメは

達也「先に情報提供してくなれいと協力しません」

真由美「達也君が協力を約束してくれるなら情報提供します」

達也「わかりました協力します。」

で、セリフをカットしすぎて達也が高圧的にきたくせにすんなり受け入れてるようにしか見えなくて違和感ありますね。

でも実際このシーンは原作読んでもわかりにくい。達也は最初から頼まれれば協力するつもり(より多く情報を得るため)ではあったが、なかなか本題(達也に協力要請)に入らないし情報を開示しない先輩たちに先手を取って高圧的に自ら本題に入った。という流れで合ってるはず…

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でもアニメだと「単刀直入に言います。達也君、私たちに協力してくれない?」(アニオリ台詞)と初っ端から協力要請しているからニュアンスが変わってしまっている。腹の探り合い感がなくなってるんですよね…。

変えてるわりに中途半端にコミカライズに構図を似せてくるという。アニメ勢にはなんでここで達也が悪い顔したのかわからくない?

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・達也が得た情報をセリフにしてくれたのは分かりやすくて良い改変。(原作は地の分でコミカライズは達也のモノローグ。)勢力図が分かりやすい。

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・ここの真由美さんエロくて好き。

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達也だけ別行動の理由はカットなんですね。三人の関係性が分かる良いシーンなんですが。

 ・原作には達也深雪ほのかの食事シーンがあって、リーナを軽体操部に入れて写真を撮ろうという話があったとかリーナを(不埒な)部活の勧誘から守るために生徒会に入れないかという話があったがカット。物語に重要じゃないので仕方ない。

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・兄妹の自宅シーン

服装は原作には無かったのでコミカライズ参考。

深雪さんがしだれかかるように達也に寄り添ってるのは原作通りです。

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・比較

ここの深雪さん綺麗ですね。顔が大人っぽいと美人度が増す。

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・「風間少佐のおかげで成層圏プラットフォームが使えるのはありがたいな」

ここセリフがあるおかげで何してるか分かりやすいですね。こういうアニオリ台詞の追加は助かる。

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深雪さんのモノローグ全カットとか信じられない。正気か?

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達也に家にいるように言いつけられたが、嫌な予感がするし相手はあのUSNAスターズ最強のアンジー。兄の言いつけに背くことになっても兄が傷つくのを黙って待ってなどいられない。兄の役に立ちたくて不得手な機械を操作して必死に兄の行方を追っている。

っていう深雪さんのヒロインとしての良さを出してるめちゃくちゃ大事なシーンなのにカットとか正気ではない。この心境から次の深雪VSリーナにつながるのにわけわからん。3話の一番の欠点はこのカットである

 

・原作には「公園」としか描写がなかったんだけど上野公園だったのか。

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・比較

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まさかの説明皆無で唖然とした

リーナと最初に対峙したときはリーナ本体に雲散霧消(ミストディスパージョン)(物質の構造情報に干渉する魔法)を使ったのでパレードによって照準を外されていて、

二度目に対峙したときは纏衣の逃げ水と真夜との会話からパレードの概要が推測できたので、リーナ本体でなく魔法式に術式解散(グラムディスパージョン)(魔法式の構造情報に作用する魔法)を使っている。

で、これでリーナの変わり身の術を解いただけでパレードを完全攻略したわけではない。

のだがアニメは説明がないので達也がパレードを無力化したようにみえてしまっている。一応来週の戦闘でパレードの厄介さが分かるから説明皆無なんだろうか…?

説明がないので視聴者の一部は「二度目で完全攻略さすおに!」と勘違いしてるし、直前で深雪さんがあんなに驚いていたのが滑稽になっちゃてるんだよね。う~ん。

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まとめ

★★☆☆☆

・カットのバランスがグチャグチャ。この話は何を一番見せたかったのか分からない。まとまりがない。

・全体的にコミカライズを真似し過ぎ。エリカと幹比古の戦闘シーンなんかコミカライズの構図そのまま。独自性に欠ける。

・Aパートの修行シーンのアクションや、セリフを追加したり深雪さんの描き方は良い。

深雪さんのモノローグカットは頭おかしい。これが一番評価を下げるポイント。

 

※追記:6話視聴後評価星ひとつ足しました。

 

 

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