魔法科アニメ2期7話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
絵コンテ:清水 聡
演出:三宅和男
演出助手:羽進 凱
総作画監督:石田可奈
作画監督:橋本明日美、島田英明、古林杏子、柳瀬譲二、黒川あゆみ、紺野美喜
原作10巻252p~11巻69pまで
アバン
・コートのポケットに入ってるのはチョコ?しかし箱の色もリボンの色も違いますね…。
・リーナとバランス大佐の会話は、原作では深雪さんのチョコディナーの前にあります。先週をバレンタインで固めるための入れ替えでしょう。
・コミカライズでは二人とも行儀よく座っていますが、アニメではバランス大佐がセクシーに立っている。
リーナの姿勢が良くて良き。
・ポーズも胸元もセクシー…エロい…アバンから誘惑してくる…
・静脈認識?達也のサードアイ(マテリアルバースト撃つCAD)の箱の解除も真田さんがやっていたので、いくら戦略級魔法師でも個人の判断で強力魔法のCADは使えないようにしてるんでしょうね。
・ただの棒みたいなデザインだったブリオネイクのデザインがリファインされてる。かっこいい。原作挿絵では白っぽかったけどアニメは黒くなってて装飾が増えてますね。すごく良い。
・原作ではここでリーナが達也にシンパシィを寄せてるのではないかと指摘されるシーンがあったがカット。
・達也を殺さねばならないかもしれないことに胸を痛めるリーナ…感情を押し殺したような日笠さんの「イエス・マム」の演技が良い…。
Aパート
・2096年2月15日(水)
・ロボ研のロボのアップを見る日が来るとは思わなんだ
・カットされてますが、ピクシーが笑っていたことは魔法科高校内で噂になっていて、人だかりができています。あと服部先輩もこの場にいました。
・比較。アニメは背後に人だかりがない。
・ピクシーとの会話パート、全体的に構図が良い。見ていて楽しかった。
・電子頭脳にはサイオンを放出する機能はないので訝しんでるんですね。
・なぜ達也がここに呼ばれたのか理由がカットされてますね。五十里先輩が校内で最もCADソフトウェアに詳しい人材は達也だから、九校戦のときのような電子金蚕のようなものがピクシーに紛れていたら達也ならわかる…と判断したからです。
・こういうとこも作画の手を抜いてないの良いよね。青からマゼンタっぽい色に変わって不安を煽ってきてる。映像になるとすごく不気味。
・比較
この青いオーラ、コミカライズを真似たのかな?「真後ろからブリザードじみた冷たい怒気」と原作にあるから魔法発動させてる?やめて欲しかった。
・ここの深雪さんの怒り方好みではない。うんうん言ってるほのかがかわいい。
・10巻267p「両手で口元を押さえた後、シュンと萎れて己が非を詫びた。ただ、落ち込んでいるように見えて、微妙に嬉しそうでもあった」
よく見ると口元が笑っていますね。
・比較
・原作ではピクシーは名残惜しそうに離れたとありますが、アニメでは名残惜しそうな顔をさせてませんね。代わりに達也から視線を外していない。怖い。
・比較
・魔法科制服の胸ポケットが活躍する貴重なシーン。
校内ではCADを持ち歩けないので呪符を使っています。
・ここで二人が目を合わせて頷くのアニオリ。最高。好き。
・美月の眼の色が金色なの良いですよねえ。異能って感じで。
・比較。
虫の羽音のようなBGMとピクシーの妖しい笑顔と、原作には無かった周囲の反応でかなり不気味な感じになってますね。良い。
ここさりげなく五十里先輩が花音を庇う体勢になってるんですね。
・ほんと構図が良い
・比較
・かわいい。コミカライズよりオーバーリアクション
・動きが細かい。かわいい。何回も見ちゃう。
・深雪さんがさりげなくほのかを気遣ってるシーン多くてとても嬉しい。ほのかは恋のライバルだけど、同じ達也を好きな身としては共感できるものがあるんだろうな…。
・比較
・かわいい
・ここのレオとエリカの反応はコミカライズからですね。セリフも一緒。
・ここ深雪さんの姿勢が良くて良い。2期はちゃんと深雪さんの姿勢の良さを意識してるのが分かりますね。ありがてえ
・ここの「憶えていないくらい多数ということか?」の言い方、音声だとちょっと怒ってる感じになっててすごく良い…妹だけでなく仲間にまで危害を及ぼされてるんだからそりゃいくら達也でも怒る。
・比較
・原作では達也は振り返ってほのかのほうをチラッと見ていますが、アニメでは完全スルーで面白いですね。
ここでほのかが崩れおちるのはコミカライズから、そこからエリカが頭を撫でて慰めるのはアニオリ。
・比較
・ここ一瞬泣きそうな顔をするんですよね…ズルい表現だ…。
「宿主」を「やどぬし」じゃなくて「しゅくしゅ」と読むのに違和感があったんですが、調べたら「しゅくしゅ」と読むのが学術的に正式らしいです。
・ピクシーとの会話シーン、結構がっつりやっててびっくりしました。2期はパラサイト関連の話は極力カットしない方針なのかもしれない。
・ピクシーの会話シーン、原作読んでる時は「パラサイトがピクシーに宿ったんだ~へ~挿絵がずいぶんコミカルだなぁ」くらいの淡々とした印象だったが、アニメは意思無き人形が意地を持ってニコニコする不気味さと、表情を変えるなと言われて一瞬悲しそうな顔をするような情に訴えてくる表現したりBGMと声優の演技と相まって、すごく鮮やかになった感じがする。アニメ化の良さってこういうとこだよね。
・コミューターのデザインはコミカライズから。
・原作ではここでパラサイトを持ち帰らないのか話すシーンがありますがカット。
・深雪さんの格好はコミカライズからですが、コミカライズは黒っぽかったのに対してアニメは配色を白に変えてますね。タートルネックに色トレスが入っていて柔らかな雰囲気に。深雪さんは白がめちゃくちゃにあいますね…。原作には「よそ行きに着飾った華やかな衣装」とありますが、この純白の衣装もお嬢様感があって良い。
しかし表でノースリーブなのはいかがなものか…(真冬だし)。
あと深雪さんの姿勢がよろしい。
・282p「瀟洒な洋館」
微妙にコミカライズとデザイン違いますね。
・すごくオシャレ。2期の美術デザインはクオリティが高い。
・原作通り五人
・ここで七草の監視の情報出したのはアニオリ。良い改変。
・君は6話の有能オペレーターくん!
・原作では店の外で戦っているんですが、アニメでは店内で他戦ってますね。監視を意識して目立ったことは控えるべきなんですが…
それはそれとしてここのBGMめちゃくちゃカッコいいですね。あと敵の動きが妙にぬるぬるw
・原作と違って店内で戦っていることになったので、外に出るのに窓ガラスを分解して、外に出て窓ガラスを律儀に再成するシーンが追加されて笑ってしまった。
原作に分解の魔法を何回も見せたくないって書いてあるのに再成まで使っちゃってるのはまずいのでは…?
・フラッシュキャストによる振動系魔法の掌底。
・296p「彼は即座に、横へ跳んだ」
・原作では背後に回ってますが、アニメではそのまま正面から攻撃してますね。
・比較
・297p「さらに後方へ跳躍して距離をとり、懐のCADに手を伸ばす」
分解をあまり見せたくないとあるのに部分分解使ってますね…ガバガバやな。
・ここの達也の動きカッコいい
・初撃のヘヴィメタルバーストを受けたのは千葉修次なんですが、まさかの次兄上全カット。ここカットして大丈夫なんですかね?のちのエリカの四葉バレもカットするおつもりで??
・ヘヴィメタが建物に当たらず止まるのは原作通り。細かいですね。
Bパート
・リーナとの戦いの前にほのかと雫の電話シーンがあるんですけど、アニメではカット。EDで該当部分があったからカットされるのかと不安だったんですが、予感が的中してしまった。嬉しくない。
・比較
あ~リーナの顔が綺麗…
・11巻36p「二重螺旋のサイオン光」
ヘヴィメタの起動カッコいい。
原作いわくかすめただけで腕が吹き飛んでる。ビームの速さは音速の100倍近いそうで…。強力ですね。
・ここの達也の着地何気に動きが良い。
・カッコいい。燃える葉が綺麗ですね。
・比較
・分かっていたけどFAE理論の話は全カットですね。達也が手放しで称賛するシーンすごく好きなんですが、パラサイトに関係ないから仕方ないか…
・比較
ここで達也が使ったのは雲散霧消(ミストディスパージョン)ですね。
エフェクト派手で良いですねえ。音も良い。吹き飛ばされるリーナの作画めっちゃ痛そう。
・ここの再成シーン面白い。
・両腕両脚に部分分解。
・原作では痛みでリーナはすぐに気絶していますが、アニメはちょっと意識が残ってて達也の軍人向いてないよ…って台詞聞いてますね。
・この戦い、リーナがもっと拡散するようにヘヴィメタを撃っていれば達也にもっと有効打を与えられていたし、生け垣を薙ぎ払うときもそのまま達也ごと攻撃することもできたし、投降するよう何度も説得しようとしなければ…
達也がただ強いから勝てたのではなく、リーナの優しさで命拾いしたところもあるのです。
・葉山との会話シーン。
原作ではリーナを倒したあとにリーナのバックアップチームの撃退に向っているがカット。ここの10回に限定した飛行魔法を使う戦闘シーン結構好きだったんですが…残念。
ここのセリフ改変上手いですね。最低限度のこしてるというか。七草がパラサイトを捕獲しようとしている云々は原作には無かった。
ここで葉山さんから護衛役なのに目立つ真似をしたことへの苦言を言われるシーンがカットされてますね。原作より分解使っちゃってるのに。
・ここでリーナを助けたのは、リーナへの同情ゆえだけではありません。世界に13人しかいないとされる戦略級魔法師を無暗に拘束したり殺したりすれば世界のパワーバランスに影響を及ぼしかねないからです。デメリットのほうが多い。
にしてもおっぱいでかい
・「すがりついてきた」と原作にありますが、肩に触る手つきが優しいですね。いくら再成で治るとはいえ痛みはあるので、気遣っているんでしょう。良い作画。
車に乗ってから気遣うのは原作通りです。往来での物騒な会話をさけるためですね。
・「におい」のあたりはカットされてましたね。原作では伝説の誤字「くさい」が見られますよ。
深雪さんの顔が綺麗…
・黒髪の動きと睫毛でニッコリ
・比較
ここ頭撫でるのアニオリ
ここの達也の歯の浮くようなセリフは、リーナに負けていた可能性があったかもしれない弱気さを深雪さんに見せないように強気に振舞った結果なんですよね。達也も完璧なわけではないんです。
・ここの陰のつけ方すごく好き。
・リーナが車で気が付くシーンと兄妹の会話シーンの順番を入れ替えてますね。あとリーナが家に帰って本部に連絡しようとするシーンともくっつけてる?
・車に誰もいなくなっていますが、連れ去ったのは達也ではなく七草の人たちです
・比較
・原作では通信機材は達也によってすべて壊されているので、リーナは徒歩で家に帰ってから本部に連絡してます。
だれもいない本部に延々と電話のコールが鳴っているシーンでヒキなので、すごくホラー感出てますね。今回は全体的にホラー要素多め。
まとめ
★★★★☆
・深雪さんの顔が良い。怒る仕草以外は欠点がない。ほのかの動きが細かくてかわいい。何気ない仕草にも凝ってる。全体的に作画が良い。
・Aパートの構図の上手さや表情の細かさ、Bパートの派手なエフェクト、BGMが良かった。
・改変してるゆえに今後に影響を及ぼしそうな不安要素が多かった。大丈夫かなあ。
今後の出し方で評価が揺れそう。
深雪さんまとめ
石田可奈さん作画監督のときの安定感よ…
85やったね
魔法科アニメ2期6話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
絵コンテ:吉田りさこ
演出:加藤大志
演出助手:羽進 凱
総作画監督:豆塚 隆
作画監督:榊原智次、橋本明日美、島田英明、黒川あゆみ、吉田龍一朗、山崎秀樹
原作10巻126p~251pまで
アバン
・原作ではこのシーンの前に学校で、六対一の優位な状況でパラサイトに後れを取り、リーナを拘束しなかったことで拗ねるエリカの描写がある。
あと、リーナがUSNAの高官たちにパラサイトに感染していないかセクハラを受けるシーンもあったがカット。なくて良かったって意見を結構見ました。私もそう思う。
・2096年1月24日(火)
・原作ではバランス大佐の会話のあとにシルヴィとの会話があるが、アニメでは前後逆にしてますね。
シルヴィだけ帰国なのは彼女が感染した場合情報漏洩の危険性が高いから。
・ここの表情はコミカライズのほうが良い
原作「第一、寝過ごしたのは一昨日だけではりませんか」
コミカライズ「確かに一昨日は寝過ごしましたが」
アニメ「第一、寝過ごしたのは一昨日だけではりませんか」
・階級の差で色が違うらしいです。
・USNA総合参謀本部情報部内部監査局第一副局長ヴァージニア・バランス大佐
なっっっがw
ブリアネイク持ってきたって話はカット…1話内の情報を減らすため?多分来週に出る。
Aパート
・原作ではこのシーンの前に真夜が黒羽貢にパラサイトの宿主をすべて抹殺するよう会話があるがカット。アニメに貢さんの出番はあるのだろうか?黒羽貢は達也の母親の従弟…従弟叔父です。
・2096年1月29日(日)
・「俺が求めるのは、情報の海を漂うパラサイトの本体を、直接攻撃する手立て」
原作の地の分をセリフに変えている。コミカライズと同じ。
・何でしょう深雪さんのこの青いオーラは…ギャグみたいで好きじゃないです。
144pに「殺意のこもった目を向ける」とあるけど魔法が暴発したわけではないはず…なんだろこのオーラ…普通に身を細めて睨むだけで十分なのに…。
今回コミカルなシーンが多いので、全体的バランスをとるためにここもギャグっぽくしたのかなと思ったら、7話でもこの表現出るらしくて困惑してる。監督の趣味かな?
・八雲が深雪さんに睨まれて表情は変わらずに冷汗をかいてるのは原作通りで、アニメはさらに分かりやすいように「ま、まあ…」とセリフにも動揺を出している。
・この妹…とんでもねえ無茶ぶりをしてくる…無茶言うなと言い返せないあたり達也もたいがいだが…。
・比較
真冬にノースリーブ…
冬服が無いのは魔法科世界の衣服技術が向上してるから夏も冬も同じ制服で大丈夫なのは言い訳ができるけど、魔法科世界は60年くらい前に寒冷期が来ていて、肌を露出しない寒冷期ファッションが流行って今もその名残がある設定なので、女子制服がノースリーブなのはおかしいんですよね…。
・テロップとセリフで分かりやすくなってて良いですね。文字と音声で説明されるほうが頭に入る。
魔法科高校生徒が警察に頼らずテロリスト倒したり暗躍してる海外軍人と戦ってたり結構やりたい放題なのを見ると、魔法を使えない人間が魔法師を怖がるのもわかるし、排斥の動きがあっても仕方ないなと思わなくもない…。
・原作ではニュースを見て頭を痛めていたが、アニメでは痛めているそぶりはない。
・原作ではリーナが兄妹に挟み撃ちにされているが、アニメでは兄妹二人で待ち伏せ。
コートのデザインはコミカライズからですね。原作では来てる描写がない。
原作「セイジの称号を持つ幹部が七人」
コミカライズ「セイジの称号を持つ幹部が七人」
アニメ「セイジ、賢者の称号を持つ幹部が七人」
セイジ=賢者とつながりにくい人への配慮ですかね?
・ここ、リーナの髪の毛が歩く動きに合わせて揺れるの細かくて好きなんですが、なぜか深雪さんの髪はあんまり揺れない…。
・ここで映る校舎、学校が近くなってきたって表現か
2期は美術背景綺麗で楽しい。
・リーナの怒っている表情の作画が若干不安定で怖いんですが、怒ったリーナが歩みを止めて達也たちの前に出るアレンジ良いですね。
・このシーンの後に原作では黒羽貢がパラサイトを処分しているシーンがあるがカット。
・2096年2月12日(日)
・原作と比べて会話の内容がガラッと変わっていますね。ここで七賢人の話を原作ではしていない。
USNAと大亜連合が一種の共謀関係で、日本の弱体化を狙っている…みたいな話だったけど、横浜騒乱編の話だしパラサイトに関わり薄いとみて変更したのかな?
原作のココの達也の「妹を、綺麗なだけで頭が空っぽなお人形にしたくなかった」ってとこ、好き。
・3話1話でもやらかしてましたが、この回で服装ミスしてますね。深雪さんは自宅で兄と二人きりの時には露出の多い服を着るが、その他では露出の低い服を着るという設定があるのに、アニメは客人を前に露出の多い恰好をさせてしまっている。
コミカライズでははっきり深雪さんの服装が描かれていないので、1話の私服を使い回したのだろう。
原作に「たいしてお構いもできませんで、の類の謙遜はしなかった。本人は自覚していないが、深雪がもてなしたのだから行き届かぬようなところなどあったはずがない」とあるので、深雪さんがこの場で露出の多い恰好をするのはおかしい。
・デザインはコミカライズから
・藤林さんあざとい
・この深雪さんのギャグっぽい顔はやめて欲しかった
・2096年2月13日(月)
・原作では生徒会メンバーの出番がありましたがアニメではカット
・深雪さんの顔が不安定で怖い。若干顔の右側を上に向けているのに左目が右目より高い位置に描かれていたりとか…
・「嬉しいですか?」がちょっと怖い
・ハートマークw
・魔女かな?
・ここ石田可奈さんっぽいんですが、スタッフクレジットに名前がないので違うのかな…?
・原作ではこのシーンの後に八雲のところで修行するシーンがもう一度ある。
・袋のデザインはコミカライズ寄り。
これは少数派の意見なのは自覚しているんだが、魔法科でこういう露骨な乳揺れはあまり望むところではない。
・1期でもそうでしたが、魔法科世界では教科書とかないから手ぶら登校なんですね。個人的には違和感があって、女子なら小さな手提げバックくらい持参してそうだなと思うので。コミカライズは学校指定のカバン持ってます。
・歩き方がぎこちないほのか。ここ好き。細かい。
10巻183p「緊張に関節が強張った足はもつれ、つまずく物など何もないところで転びそうになる」
コミカライズには転ぶほのかを達也が支える描写がある。
・校舎が見えて決意を固めるほのか。かわいい。
一科と二科では昇降口も校舎も違うので、チョコ渡すチャンスが少ないので焦っている。
・182p「上半身だけ振り返り、目で深雪に感謝を告げる。深雪は小さく笑って頷いた。」
アニメでは「頑張って、ほのか」というセリフが追加されてますね。声が優しくて良い。
・原作ではこの場に美月もいて、さりげなく深雪さんが美月を連れ出してほのかと達也を二人きりにしている。
ここコミカライズを参考にしなくて良かった。美月がチョコ用意してるのに「そうでした、今日はバレンタインデー!」と今日はバレンタインなのを忘れているような言動しているので。
・「校内の密談スポット(告白スポットでも可)として知られるロボ研ガレージ裏手の木陰(ただし特に伝説の類はない)」
・箱の色が原作挿絵と違いますね。バレンタインらしいかわいい赤とピンクに。
・エコーかかってて笑った
・意識が宿ったので瞳にハイライトが入る。分かりやすい。
Bパート
・おかえりレオ
・達也はほのかの気持ちには応えられないので、チョコのお返しにすぐ贈り物をしてほのかの「気持ちを返す」意識をそらしごまかしたこと、しかもそのプレゼントを自分を裏切らない深雪に選ばせて共犯にしたことに自己嫌悪してるんだけど、アニメはカットしているので、ここのレオの「朝から疲れた顔してるな」と微妙に繋がらない。
・デザインはコミカライズから
・幹比古…先週良い感じだったのに…
・レオは身内以外からチョコをもらったのは初めてで箱を物珍しそうに眺めていたと原作にあるけど、アニメは意識してないですね。
ここで達也とレオが美月にお礼を言うのはコミカライズ参考。原作にセリフはない。
・原作では「そんなわけねえだろ」のあとに「ふざけんなよこのアマ」が続くんですがカットされてる。確かここ以外にもエリカを「アマ」って呼ぶシーンをカットしていた。口汚いのもアレなので…いいカットだと思う。
・エリカの会話が始まっても硬直してる幹比古w
・ここの「吉田くん…そうなんですか?」は原作によると美月は無意識に聞いてる。恋を自覚してないんですね…
・コミカライズではエリカに言い訳してますが、アニメは美月に向って話してますね。
・今回全体的にコミカル
・「ジトリと据わった眼差し」と原作にありますが、アニメはちょっと悲しそうな顔つき
・ここすき。達也とレオが目を合わせて笑いあう。友達…。
・原作にはこの後に更衣室でのお色気シーンがあるんだけどカット。挿絵もあって見映えも期待できるお色気シーンをカットとは大胆なことしますね…。
・更衣室カットなのにスバルとエイミィは入れるのか…と疑問に思わなくもない。アニメ勢覚えてますかこの二人を…。
ピョンピョンするエイミィ可愛い。
原作では二人は達也と真由美の会話の途中で入ってくるんだけどアニメでは分けてますね。
コミカライズ「こら、エイミィ騒がない」
アニメ「こら、エイミィ走らない」
真冬でも袖を腕まくりしてるのかスバル…。
・201p「お弁当箱ほどもある厚紙の化粧箱いっぱいに詰められた手作りの粒チョコレート」
ハート型なのはアニメアレンジですね。愛が重い。後ろにリーナがいるのはコミカライズからか。
・「リボンのかかった赤い箱」
・比較
・はんぞーくんなりの強がりなんだろうけど、水飲んでる時点でアウトよな。
達也にあげるチョコだけ苦くするのも可能だったろうに…はんぞーくんはとばっちりである…
・かなりギャグに寄せてきましたねここ。黒いオーラがすごい自己主張してる。
・アニメ「これは…コーヒーですか?」
原作「チョッと臭いが…誰かコーヒーを溢したんでしょうか」
直接的な言い方になってますね。
・210p「手に持った感じで、市販のチョコの五倍以上の重量がある」
SEまで重そうw
・ずっと黒いモヤ出てて笑うw
・ここで端末いじってるのは空き部屋を押さえるため。もう生徒会長ではないただの生徒にはできないことだけど、真由美さんならまかり通っちゃう。
・カップの持ち方が綺麗。二人とも姿勢が良くて良き。
・「共有感応知覚能力」の話はカットしないんだ…とちょっと意外。パラサイトの解説部分は極力カットしないようにしてる印象を受けますね。ありがたい。
ここの会話、あ~学生なんだ~って感じで何気に好き。たしか真由美さんは推薦でも魔法大学に行ける(生徒会長だったので有利)けど、推薦枠を他の人に譲って一般で実力で挑むつもりなんですよね。
・
真由美と達也の顔が交互にアップになる表現とか、仕草とかコミカライズそのままですね。あとなんだこのBGM(私はあと何回BGMに突っ込みをいれることになるんだろう…)
私の思う良いBGMは、普通に見ていたら気が付かない=映像とマッチしているから気が付かれない、注意深く聞いている人が気づいて良いなって思うものだと思うので、こういう自己主張激しいのは映像と喧嘩してるみたいで好きじゃないんですよね。
・ここの空き部屋に入ったときに「紅茶でいい?」「いえお構いなく」「女に恥をかかせないの」って会話があるんですけど、「女が飲み物を用意するのがマナー」みたいな封建的というか古臭い考えを真由美さんが持ってて面白いんですよね。魔法科って近未来だけど、魔法師界隈は考えが一部一昔前に戻ってる感じなんですよ。
・真由美さんは七草の長女なので(加えて魔法師は早婚が求められている)、昔からお見合いばかりさせられていて恋愛に冷めていて、相手が自分に本気かどうかついつい意地悪をして試すような真似をしてしまうそうな。
・このシーンの後にほのかが真由美さんに嫉妬して不安になって、それがピクシーに宿ったパラサイトの覚醒を促すシーンがあったけど、カット。
・チョコが入った袋の配色が微妙に異なる。
・原作では自宅についてからチョコを預かっていますが、アニメでは真由美先輩のチョコで口にダメージを受けいている(主に精神的に、だろう)達也を心配してチョコを預かる形に変更になってますね。
・ここもうちょっと優しく抱き寄せてほしかったですね。顔の描き方もなんか…うん…美人に見えない…
・原作曰くこれがこの兄妹の「お手軽な口封じ」らしいですが、こんなことする兄妹はキミたちだけだよと突っ込み入れても入れ足りない。
ここ、達也が「たいしたことじゃない」と無言で目で伝えて、それを察した深雪さんが安心して達也に身を寄せる流れ、良い。アイコンタクトする司波兄妹はたくさん接種したい。
。ここの達也の視線に気が付いたUSNA軍のモニターの彼は間違いなく優秀。些細な変化に気が付き警戒を怠らないオペレーターの鑑。誰か彼を誉めてあげて欲しい。
・達也の視線には気が付かないが、リーナの変化には気が付くバランス大佐。それだけリーナは顔に出やすいんですかね。
・原作ではこの後にエリカと修次の会話がある。達也が国防軍に監視されていて、修次に達也の監視と護衛の非公式の命令を受けたことをエリカに伝えている。多分来週に出る?かな?
・料理の作画が綺麗
深雪さんが達也のチョコを預かったのは、自分がチョコづくしの料理を提供するからだったんですね。
・246p「パフスリーブのブラウスに、胸元が編み上げになったジャンパースカート、フリルたっぷりのエプロン。つまりチロリアンドレス・スタイルだった」
デザインはコミカライズから。裾まで綺麗に再現されてますね。かわいい。深雪さんは寒色のイメージが強いですが、赤も似合いますね。原作挿絵はチロリアンに見えないと不評だったのでこれが正解でしょう。
・思ったよりフラフラ動かしてますね。
ブランデーは少量で、深雪さんはあまり食べていないから、気合い入れすぎた気疲れと雰囲気で酔ってるんですよね。
・比較
・ここ感想で「今頃恋心自覚したのか」みたいな感想見かけて疑問だったんだが、最後の深雪さんが「本音がバレなくて良かった(本当は知って欲しい)」って顔じゃなくて、顔を赤らめて「私…お兄様のこと異性として好きだったんだ…」みたいなようやく自覚したみたいな顔してるからだと見直して分かりました。モノローグカットするなら表情で表現しないとまずいと思うんですが…。なぜ衣装や仕草はここコミカライズを参考にするのに肝心な表情は参考にしないのか謎だ。
Cパート
・このシーン、原作では兄妹の自宅シーンの前に入ってるので入れ替えてますね。
・アニメはバッグがないのでチョコはコートのポケットに。
デザインコミカライズから。
・エレベーターの音でハッと切り替わるの良いですね。
・モノローグがセリフになっている。ここ動きが可愛い。
「嫌みな女たらしのシスコン」wwww
・リーナが気配に気が付くのは、原作では部屋に入ったあとですが、アニメは入る前に気が付いてますね。リーナは知覚系統があまり得意ではないのです。
まとめ
★☆☆☆☆
・ギャグ要素が強すぎる。過剰なエフェクト、おかしなBGM。私の魔法科のイメージと一致しない。
・左右の眼の大きさや高さ、口が片方に上がっていたり、顔の作画がところどころ不安定。美人度が低い。
・3話なみのコミカライズの真似しすぎっぷり。相対的に3話の評価が上がった。
・尺の都合上仕方ないとはいえ、モノローグをカットしまくるので伝わりにくくなっているところがある。
コミカライズの出来が良いので真似をするのは良いことなんですが、そのまま真似するだけでアニメ化なりの工夫がなければ、そこから出た結果はコミカライズの功績であってアニメ化の功績ではないと思うんですね。私がコミカライズそのままの回の評価が低いのはそういう理由です。
・深雪さんまとめ
魔法科アニメ2期5話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
絵コンテ:小野学
演出:若林邦甫
作画監督:山地京子、山崎秀樹、橋本明日美、石田可奈、菊池康仁、黒川あゆみ
エフェクト作画監督:梅田貴嗣
アクション作画監督:菊池康仁
総作画監督:石田可奈
絵コンテが一期の監督さんですね
アバン
・2096年1月22日(日曜日)
「10分以内にお願い」「2分で到着見込みです」
原作では幹比古が魔法を使った描写はなかったのでアニオリ…というより補足ですねこれは。精霊魔法?10分を2分に縮めるってすごいですね。
なんで10分以内なのかは、達也のつけた発信機の電波発信時間が10分刻みだから。
・比較
真由美さんは白も似合う…
原作10巻49p「真由美にとっては子供扱いされたみたいで、実に癪なことであった」
コミカライズ「達也君には強制的に話し合いの場を設けられたわけだけど、子供扱いされたみたいでなんだかシャクだわ」
アニメ「達也君のおかげでパラサイトの追跡体制が整ったのはいいんだけど、いいように使われてるみたいでなんだか癪だわ」
このセリフ改変良いと思います。七草&十文字部隊とエリカ達の部隊がそれぞれ勝手にやっていたので足の引っ張り合いをしていたというのはアニメだけでは伝わりにくかったでしょうし、達也が真由美たちを利用しているというのも間違っていない。
・比較
かわいい
・バレンタインの日にハートマークつけてる真由美さんかわいい
Aパート
・受話器のマーク
この時代に受話器って生きてるんですかね?USNAとかは文明回帰してるのでお金持ちは使っていそう。公衆電話は絶滅していそう。ちなみに電球は絶滅してます。
・兄妹の格好はコミカライズ参考。
・比較
ここの深雪さん何気に動きが細かい。是非動画で見て欲しい。ほんの数秒の仕草なのに明らかに作画が丁寧。感謝。髪がフワッとなるとこ好き。
・比較
胸元は原作より隠れてるけど、かわりに肩がよく見える感じに。原作のシースルーだと際どすぎるから止めたんですかね?
原作「雫っ?貴女、なんて格好しているのよ!」
コミカライズ「雫っ?貴女なんて格好してるのよ」
アニメ「雫っ?貴女、なんて格好しているのよ!」
こんなに短いスカートはいておいて深雪さん…人のこと言えますか…?ホットパンツかと思ったらミニスカートでビックリですわよ。
アニメ1期には手をグーにして胸元にもってくる子供っぽい仕草を場違いに無暗にやることが結構あったんですが↓(1期2話(先輩たちという目上の人の前なのに膝に手を置かず子供っぽく兄を見詰めている。礼儀作法を叩き込まれている深雪さんらしくない)と5話(差別撤廃有志同盟の立てこもり確保のシリアスなシーン、兄の後ろに怖がるように立ってる。実力者でそこそこ場慣れしている深雪さんらしくない))、5話のこれは違和感ないですね。友達の前で、照れながら訴えてるシーンなので。正しい使われ方をようやく見れたという感想です…
・達也「本当に凄いな、雫は。それで~」
ここで深雪さんの表情を「酔ってる雫に呆れている」でもなく「達也に褒められて嫉妬している」でもなく「大事な話と判断して神妙な顔つきになる」を選択してくれたスタッフに感謝したい。
1期の頃なら絶対深雪さんにムッとした顔をさせて嫉妬させていただろう。
分かりやすいよう1期の比較載せますね。↓1枚目は1期2話でほのかが達也に話しかけてるシーン(嫉妬した描写は原作にはない)。2枚目は1期5話で達也が壬生先輩に電話かけてるシーン(原作では嫉妬していたが顔には出していない)
1期は深雪さんがやたら嫉妬深くて子供っぽくて…ウッ
・10巻55p「深雪の頭上には大量の疑問符が舞い踊っていた」
コミカライズのようにサッパリワカリマセンの仕草を採用せずに、重要な話なので真剣に話を聞こうとする仕草に変えてきたの、感謝。すげえ。深雪さんがちゃんとしてるよ…1期にはなかったよ…
・比較
映像付いてもくっそ難しい話ですよねこれ。完全に理解できるきがしないわ。科学的知識があればもっと楽しめるんだろうなあココ。
マイクロブラックホール実験で異次元の壁が揺らいで、異次元の情報生命体がこちらの世界にやってきてしまった…くらいの認識でいいよね…?
・比較
「お兄様…」の囁きはアニオリですね。
・2096年1月23日(月)
日付描写細かくて嬉しい。
原作ではこのシーンの前に昨夜の捜索で睡眠不足で机に突っ伏すエリカと、寝不足&先輩たちと無理矢理話し合いの場を設けられた幹比古の恨み言が見られますw
・比較
・ここのエリカかわいい。原作の長めのポニーテールがピョンピョン跳ねるの部分を再現したものと思われ。
・エリカの顔が良い…。5話はエリカの顔が常に良い…。
・かわいい
動かし方が丁寧だ…恥ずかしくてよく動くエリカかわいい。
基本的な仕草はコミカライズに似せているけど、そこに改良を加えて丁寧に動かしているから魅力が増大。
・比較
エリカはニンジンツナポテト、美月は玉子サンド。
幹比古がサンドイッチを入れていたのは原作ではビニール袋でしたが、アニメはコミカライズに合わせて紙袋。
「独り相撲」「ほっとかれちゃってる」このあたりの原作セリフ短縮が上手い。
美月の普段は穏やかだけど芯は強くてハッキリ意見を言えるところ良いですよね。
・ここの赤い膜みたいなのは「偽装解除法陣(アンチステルスフィールド)」。これにより侵入したパラサイトの霊子(プシオン)の隠蔽と想子(サイオン)の偽装が少し揺らいでしまい霊子(プシオン)が漏れ出し、リーナや真由美たちに感知される結果となりました。
・アニメではリーナは廊下を歩いているけど、原作ではクラスメイトとお茶してる途中でした。画像はコミカライズ。
・美月の玉子サンドは原作では床に落ちる前にエリカにキャッチされてますが、アニメでは無情にも床に落ちました。コミカライズではキャッチしてます。
・比較
ここの大量の虫が這うようなカサカサ音が良い。
校則で非常時以外でのCADの携帯は禁止されていますが、幹比古のこれは呪符でCADではないのでセーフ。
原作「柴田さん、眼鏡をかけて」
コミカライズ「霊的波動をカットする結界を張った。もう眼鏡をかけて大丈夫」
アニメ「柴田さん、もう大丈夫だから。眼鏡をかけて」
言い方が優しくなってますね。
・やさしい味わいの牛乳
原作ではエリカが勢いよく立ち上がって椅子がけたたましい音を立てたとありますが、アニメでは牛乳パック握りつぶすに変更されてますね。
・好戦的なエリカ。良い顔。
原作「まずは獲物をとりに行こう」
コミカライズ「まずは獲物(CAD)をとりに行こう」
アニメ「エリカ落ち着いて。まずはCADを取りに行こう」
・ここの幹比古の「それと先輩たちに連絡をしなければ」はアニオリですね。この後のシーンで十文字先輩と合流してることに違和感がなくなりました。エリカの「先輩たちと協力するのは気が向かないけど、意地を張ってはいられない」みたいな表情も良い。丁寧ですね。
かわりに十文字先輩が職員にCAD返却をせまる面白いシーンがカットされちゃったんですけどね。ちょっと見たかったなあ。
・比較
エリカの「美月をシッカリ守りなさいよ」の後の幹比古の「言われるまでもないよ」はアニオリ。幹比古の男前度が上がっている…!
「行こう柴田さん」「…はい!」もアニオリ。
ここで手を強く握り直すの最高すぎ。
・リーナの顔も大人っぽくて良い…
・ここ、以前リーナが白覆面と戦った時に白覆面の想子(サイオン)派パターンを入手していて、そのデータと同じ特徴を持つものがいないかUSNA軍人職員の想子データと照合を取っていて一致したのがミヤだった…というシーン
なんでミヤだと分かったのか分からないって感想を見かけたので解説
・アニメ勢を「なんでいきなり両手に花なんですか?」と困惑させたシーン。
冬なのに屋上にいるのは達也・深雪・ほのかの三人で食堂にいたら両手に花で気まずいから逃げてきたから。ちなみに深雪さんの魔法で寒くない。
女子二人がくっついてるのは、ほのかが達也の腕に抱くつくというアピール(暴挙)にでて、それを見て対抗心を燃やした深雪も腕にくっつく、深雪もほのかも恥ずかしいが止め時が分からなくなって硬直状態だった。という状況。
達也はこれに全く動揺せずパラサイトに思考を巡らせているという…
・深雪さんが精神干渉魔法を使えるので霊子をある程度感知できるのは分かるんですが、達也が霊子を知覚できないのはなぜ何でしょうね。原作読んでもよくわからない部分。
・端末の描写が微妙に違いますね。コミカライズは1期のやつ参考かな。
・話を聞いて察する深雪さん良き。
・比較
・ほのかに声をかけるのはコミカライズ参考。声をかけていない原作、脚しか映ってないコミカライズと比べるとだいぶほのかに優しい印象に。
・ここのほのかはアニオリ。
ここのほのか可哀そう…おいていかれるほのかという印象あるシーンをBパートへの引きに持ってくるために入れたんですかねこのシーン。
Bパート
・原作では兄妹は教室に隠れていますが、アニメはコミカライズに倣って建物の陰ですね。
・比較
・パラサイトの気配を察知できて、白覆面と正面で闘りあってるのにミアの正体に気が付かないし警戒もしないリーナ…彼女の身内への甘さと優しさが見えますね…。
・六枚の短冊。原作通り
トレーラーを囲んで正六角形。原作通り
どこに呪符を貼ったのか細かく描写してるんですよね。5話はこういうどのキャラがどの位置にいるかカメラを引いて見せてるシーンが多くて立ち位置が分かりやすい。
・「これは、結界ですか?}
コミカライズのように大げさに驚いてないの良いですね。
・「実体の移動を阻害する効果はない」を舞う木の葉が結界に入って消える描写で表現してるの面白い。
・比較
・この時原作ではミヤは転んでいましたが、アニメではそのまま走って逃げてますね。
・原作に「ミカエラを突き飛ばし、リーナはその反動で自分も後ろに転がった」とあるが、アニメだとバク転になっててカッコいい。
・10巻95p「側面のスライドスイッチを滑らせると、端末が前後に割れた。その中から現れる、板状の汎用型CAD」とあるが、コミカライズもアニメもそのまま板状CAD出してますね。原作の描写は校内ではCAD携帯が禁止されているので、リーナは携帯端末の中にCADを隠していたってことなんですが、原作通り描写したらテンポ悪くなるし妥当な判断。
・強敵であるリーナを目の前にしても決してミアから視線を外さないエリカ
・ここ原作に「片手突きの体勢」とあったので「片手突き」について調べたんですけど、「遠間から出せるので相手への意外性は抜群だが、打突後の構え直しが難しいので後打ちを受ける危険性のあるリスクの高い技。」
(参考 超実戦向け!!【突きの打ち方と打たせ方】 | 剣道を心から楽しむための情報メディア Kenjoy!!(ケンジョイ)
)
とあり、多少リスクを冒しても「ここで必ずレオの仇をとる」というエリカの殺意の高さと焦燥感が見えますね。
・比較
・ここのシルヴィとの会話は通信機ではなく魔法によるものです。シルヴィが得意とする魔法で、自分の声の空気の振動を相手の耳に再現してメッセージを送るというもの。劇場版で達也も使っています。
・比較
・ミアが手でガードしてるのはコミカライズ参考。
・エリカが笑ってる描写は原作には無いのでコミカライズ参考かな。
・アニメは飛びのいた状態からバク転してますね。かっこいい。にしても戦闘に向かない一校制服よ…
・10巻100p「その声は、トレーラーの陰から聞こえた」
ここでちゃんとトレーラーが画面端に映ってる。
・方に小太刀を乗せるのはコミカライズ参考
・1期の頃から思ってたけど深雪さんの魔法発動時に指を広げて構えるのあんまり好きじゃないんですよね。上品に見える所作の本やサイトに「指は揃えて閉じているほうがいい」と書かれていることが多いので。コミカライズは指の描き方が上品で美しいので一見の価値がありますよ。
・ここ深雪さんが警戒を解かずに構えたままなの良き。
・アニメでは書かれていませんがマクシミリアンの社員がミアを含めて6人来ています。原作ではリーナは彼らのことを心配し無事なことにホッとしています。優しい。画像はコミカライズ。
・10巻102p「構えこそとっていないものの、小太刀を握り直した手は~」とありますが、アニメとコミカライズは構えてますね。
・103p「克人と達也が同時に叫んだ」「達也が深雪を抱え込んで」
「幹比古が美月を両腕に庇って」
「克人が、リーナが、エリカが、体を丸めて防御姿勢を取る」
ここはコミカライズに似せてますね。真っ先に深雪さんを庇う達也よ…。
・比較
リーナはプラズマで電撃を消しています
・ここで幹比古が精霊で電撃を防いでいるのはアニオリ
・よく見ると幹比古たちはトレーラーの陰に逃げてるのが分かる。細かいですね。
・走って逃げてるエリカ。電撃は目で視認できるスピードらしいが、それでも避け続けるエリカの身体能力…。
・エリカの頭上に氷の粒子群を帯電させて守る深雪さん
それぞれ防御方法が違って面白いですね。
・比較
・頬が赤くなってるのアニオリですね。
・「こうですか?」と聞くのはコミカライズ参考
・扇が黒い。対妖魔用のデバイスは黒いのだろうか?
・比較
ここで美月を全く責めない幹比古の優しさ。
・幹比古が「そこだ!」と言っていますがパラサイトの触手?が幹比古に見えたわけではありません。パラサイトの攻撃を受けて出来た結界の穴からパラサイトの触手?の位置を把握しました。
切り祓いカッコいい
・比較
左手なのは原作通り。
ここでパラサイトに有効な攻撃ができなかったエリカの意地が、後の劇場版の「切陰」につながるんですねえ
・寄生の仕方が気持ち悪くて好き。
弱って人間に寄生する元気がないので、意思の無いメイドロボに寄生したんですね。
まとめ
★★★★★
・深雪さん顔の描き方、解釈が私に合っていた。
・顔の描き方やアクションのみならず、何気ない所作まで丁寧だった。とくにエリカ。
・キャラの立ち位置が分かりやすい。物語の構成はほぼ原作通りだったが、アクションやセリフのアレンジが良かった。
・深雪さん比較
石田可奈さんが作画監督で参加していると深雪さんの顔が大人っぽくて、視聴後満足度が高いですね。
魔法科アニメ2期4話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
絵コンテ:ジミー ストーン
演出:ジミー ストーン
総作画監督:豆塚 隆
エフェクト作画監督:梅田青嗣
アクション作画監督:菊地康仁
原作9巻261p~10巻48pまで
Aパート
・リーナVS達也の続き
原作ではこのシーンの前に移動中の深雪と八雲の会話があり、八雲が来た理由や「纏衣の逃げ水」と「パレード」の関係の話があったがカットされている。
ので、八雲がただ付いてきただけになっている。前回きっちり尺をとって「纏衣の逃げ水」の話出してたのにここカットなのか…。
画像↓はコミカライズ
関係図もう一回張っておきます。
パレードには九重にとって門外不出の秘伝が含まれるので、これ以上広ませないためにリーナに杭を刺しに来たんですね。
・リーナが撃った弾丸、連続5発。原作通り。コミカライズは撃つ前に銃を分解されている。
・比較
・原作9巻266p「そのスピードは到底、少女のものではなかったが、常人の限界を超えるものではない」とあったので、「リーナの身体能力が普通の少女のものではない」という表現だと思っていたのですが、アニメは移動に魔法を使ってますね。原作にはハッキリ書いてなっかのでどっちともとれそうなんですが、多分アニメが正解なんだろう。
・幻影の表現綺麗ですね。パレード解除のエフェクトも綺麗でしたが。
原作ではリーナ(幻影)の右手に鉛玉が貫通するのですが、アニメでは左ですね。コミカライズは原作どおり右腕貫通。
・ここ、たった数秒でめちゃくちゃおもしろくてですね
達也がいる画面やや左側からこちらに迫るように右手前に鉛玉が飛び、
左手前から右奥へリーナの左腕を貫通、この際に左腕側へ構えていたナイフに視線誘導
鉛玉が飛んで行った右奥にナイフを振りかざし
鉛玉が飛んできた左手前に向けて打ち返すようにナイフを投げる
このあと達也に向けて左手前からくるはずのナイフがトリッキーに左手前から来るのも面白いんですよね。
左腕貫通に変更したのはこの動きのためと考えると、こういう改変はアリアリのアリです。
・達也が押されている側なので左側に移動するシーンが多いんですかね。
ここコミカライズも視線誘導面白いのでお勧めです。
「見た目の偽装に振り分けていた演算を、位置の偽装に振り分けているのか」
「パレードを破るには幻影を破壊し、新たな幻影を形成される前に本体を攻撃するか、五感に頼らずイデアで本体の座標を割り出して攻撃するしかない」
「パレード再発動のスピードが化け物じみている」
原作の地の文解説を入れてくれて嬉しい…アニメ勢にはサッパリかもしれないが。
・比較
原作とコミカライズでは「ジ」までしか言ってませんが、アニメでは「ジーザ」まで言ってますね。多分「ジ」だけじゃ「ジーザス」か分からないから配慮なんでしょう。
・「定率減速」(物体の運動速度を一定割合減速する魔法)をセリフに出してくるとは思わなかった。初見で「え?!」って声出しちゃいました。コミカライズでは発動してない。アニメでテンポ意識して絶対カットすると思ってました。
魔法の細かい解説はできないけど何か魔法を発動していることはちゃんと伝えたいっていうスタッフの試行錯誤が見えました。
・「まだ手の内を見せるわけには」はコミカライズ参考ですね。原作では自己修復術式オートスタートのあと間髪入れずに強制停止してるし、なぜ強制停止したのか理由は書かれていない。コミカライズ参考の良い例ですね。
・ここのグルりとするカメラワーク面白いですね。
・比較
・「二本は右腕、そして右肩、左腕、脚、全て急所を外している」
ここのセリフ音声似にしてくれて嬉しい。刺さる場所は合っててもセリフにしてくれるとは思ってなかった(コミカライズはカットしてる)
リーナはずっと無力化目的で達也を殺そうとはしてなかったんだよね。ささやかだけどリーナの優しさと甘さが見えるところなのでノーカット嬉しい。
・「ダガーは細かな砂と化して飛び散った」と原作にあるがアニメでは砂になったようには見えませんね。コミカライズでは砂になっている。
砂になったからリーナが一瞬腐食と勘違いしたので微妙に表現が食い違いますね。
・比較
なんでわざわざ仮面外したのかと原作読み返したら情報端末を兼ねてるからって理由がありました。
・アニメでコミカライズのこのギャグ顔を採用するとは…
叫ばれても全く動じない達也の対比で笑ってしまう。原作でもここは白けてます。コミカライズに合わせて達也もギャグ顔にしなかったのは良いですね。
・比較
「我々日本の魔法師の覚悟を甘く見ないでもらおうか」ってセリフ好きだったんですけどカットされてますね。仕方ないか。
にしても画面が暗くて色調補正しないとよく見えないのはこのアニメの欠点よな…
・自己紹介の前に「膝を軽く折って丁寧に一礼した」と原作にあるけどアニメはカット。そもそも「膝を軽く折って丁寧に一礼した」ってなんでしょうね?カーテシー?コミカライズは普通に頭下げてますね。ひとつため息ついてるのは原作通りです。
・比較
・かっこいい
アニメ「せっかくの心遣いを無にしてしまったということか」
コミカライズ「後悔するとはそういう意味か」
どちらも原作の同じシーン内にあるセリフだが選択が違う。
細かい違いなんですが原作ではナイフは右手で銃は左手なんですがアニメは逆ですね。ここはコミカライズに倣ったか
・比較
出てきていきなり魔法ぶっぱしてる深雪さんですが、原作では達也に襲い掛かろうとした敵を確認してから放ってますね。
魔法科の魔法って魔力で炎や氷を作って手から放つものじゃなく、指定領域の事象に干渉するものなので、アニメのこの手のひらから冷気ドバーは違和感ありますね。原作では細かい描写はありませんが、多分敵の足元の領域に冷却魔法かけてるんだと思います。
「そんなことはさせないわよ!」の声色が幼くてちょっとなあ…。
・背後からひょこっと八雲が出てくるの面白いですね。原作ではスターズ隊員二人をを一瞬で無力化してます。原作でのここの達也の皮肉が可愛いので読んでほしさある。
・9巻279p「彼女(リーナ)の前にはCADを構えた深雪。達也の右手は、まっすぐリーナに向いたまま。八雲の視線は達也に向けられているが、その視界の中にはしっかりとリーナの姿を納めている。」
原作では深雪さんはリーナを警戒してリーナに向けてCADを構えているのですが、アニメではCADを向けてないどころかリーナの前の出て背中を見せてますね…。(コミカライズは常にCADを構えていて、位置はリーナの斜め後ろ)
早見さんの可愛い声色とあいまって未熟さが前面に出ちゃってる感じ。
あとコミカライズを意識したせいか深雪さんの姿勢がだらしないんですよね。へっぴり腰というか。
・リーナの「1体3なんてズルいじゃない!アンフェアよ!」というセリフに「さっきまで達也を多人数で包囲してたのに何言ってんだこのポンコツちゃん」と思ったアニメ勢は数多くいただろう。原作ではちゃんと突っ込まれてます。
・比較
アニメ「あなたのことはライバルだと思ってる」
コミカライズ「あなたは私の友人だけど」
原作「わたしはあなたのことをライバルで友人だと思っているけれど」
怒ってる深雪さんのアップでアニメで初めて「司波深雪は四葉の直系だ」と感じられたのですが、早見さんの演技がそんなに怖くなくてもったいないですね。早見さんの演技力なら可能だとおもうんですが。もっと低く演じていいのに。
・比較
表情の細やかさはやはり漫画の特権か。コミカライズには勝てないですね。
・アニメではそのまま河川敷のシーンですが、原作ではバイク二人乗りでくっつく兄妹と八雲がリーナに「パレード」について杭を刺すシーンがあります。コミカライズにはある。
ここもカットしちゃうと八雲がなんでついてきたのか分からなくなっちゃうよなあ。
あと原作のここの八雲とリーナのやり取り、リーナの将来を考えると何気にフラグ構築シーンですよね。入れて欲しかった気持ちが強いが、この後の戦闘シーンに尺を使いたいからカットしたんだろうなあ
・「何を考えているのか大体見当はつく。だが、約束は守るから安心してくれ」
慣れない土地の知らない場所に連れてこられて監禁や暗殺の可能性を考えているリーナの気持ちを察したって意味。CADを握るリーナのシーンで顔に不安の色を滲ませたほうが分かりやすかったのではと思わなくもない。原作では達也に話しかけられて身体をビクっと反応させてますね。
あとなんで深雪さんこんなムスッとした顔してるんですか?290pに「闘志のみなぎる瞳」ってあるから?さっきと表情に差がありすぎる。
・比較
ここすき
・比較
アニメ「この程度では通用しませんか」
コミカライズ「この程度では通用しないか」
原作「この程度では通用しないか」
・「重力と慣性の同時低減を織り込んだ自己加速術式」
・よくみるとここでボタンちぎってるんですね。(原作ではジャケットから、コミカライズはズボン?)
ここすき
・「減速領域」(ディーセラレイションゾーン)
「ダンシングブレイズ」以外は魔法名は口に出してはいないと副監督のジミーストーンさんが以前おっしゃっていましたが、技名叫んでるように見えますよね。
見映え重視のため魔法の解説はカットするが、何の魔法を使っているかは出したいので魔法名は音声にしたんでしょうねココも。
・引っ張られるリーナの顔可愛い
・ボタン撃つシーンが綺麗。かつてこんなに美しくボタンを投げるアニメーションがあっただろうか。気合い入れすぎでしょ。SEが気持ちいい。とくに風の音。
・比較
・「分子ディバイダ―」
どうみても魔法名叫んでるようにしか見えない。
・「ダンシングブレイズ」
原作には「側面と裏側から」ナイフが来てるはずなんですが、アニメだと4本全部前からですね。
エフェクトすごく綺麗なのにもったいない。
・ここで汗かいてる深雪さん解釈違いですね。確かに達也に魔法制御力を返してもらわなければ負けていたと深雪さんは考えていたけど、自分の力に不安を感じるほど深雪さんはメンタル弱くないし自分の技量は分かってるし、気弱でもない。
あとアニメのここの深雪さん、目つきは鋭いときはあるのに魔法発動に両腕を胸元に持ってきてることが多くて全体的に保守的なんだよね。
コミカライズは常に凛々しくて焦ることもなく、姿勢正しく腕を前に突き出してて、こちらのほうが私の解釈に近い。
兄がそばにいるから深雪さんは胸を張って振舞うと思うので。
根本部分でアニメスタッフと司波深雪の解釈が合わないんだなあとやっぱり思います
・比較
深雪さんの服装は原作ではライダースーツみたいなやつですが、アニメはコミカライズを参考にしてます。
・めっちゃ綺麗ですねここ。原作通りオーロラが出てる。
・ここ、深雪さんだけ達也を気にしたの良いですね。
・比較
・八雲が土遁の術で衝撃から逃れていたのは原作通りなんだけど、いざ映像化されるとシュールだなあ
・比較
Bパート
・2096年1月22日(日)
リーナの拠点ってこんなに良いとこだったのか
・原作ではリーナの寝起きシーンは達也が学校にエリカ達を呼び出すシーンの後だったんですが、入れ替えてますね。
場面転換を減らして分かりやすくしてる?
・良い部屋デザインですね。配色に温かみがある。アングルも良い。会話シーンなのに視覚的に飽きない作り。
・コミカライズを超えるギャグ顔を出してくるとは…
リーナのかわいらしさと、AパートとBパートでのギャップを意識してるんだなあというのは分かる
ここ監督が描いたらしいですよ。
ここきめえ丸
ミア…来週…ウッ…
・比較
10巻37p「授業参観を嫌がる子供の心理に似た抵抗感」
・2096年1月28日(土)夜
近未来のわりに古風な服装なのは、この世界のアメリカ(USNA)は部分的に伝統回帰しているからクラシック化してるって設定だから。原作に合わせた描写。
建物はコミカライズ参考かな。
・10巻39p
「長めのマッシュレイヤーにした黒髪」✖
「床すれすれまであるスカート丈」✖
「むき出しの背中と肩と二の腕」◯
「肘まで覆う長手袋」◯
雫の髪型が長めのマッシュレイヤーの黒髪だとここで初めて描写されるシーンなんですが、原作挿絵はずっと設定無視してますね。
あとストールは腰の上あたりまでカバーしてるって描写だけど、腰までないですね。(コミカライズは原作に倣ってる)
アニメに描写はありませんがストールが寒さに心もとないので魔法で周りを温かくして、音も遮断してます。
・比較
・ここのBGM、パラサイト関連の話をしているからパラサイト用の虫の羽音のようなBGMなんだろうけど、レイモンドの将来を知ってると狙ってるな?という気持ちになりますよね。
・2096年1月22日(日)学校
原作では先に達也が生徒会室に来ていますが、アニメでは最後に来てますね。
・十文字先輩デッッッッッカ。太すぎで笑う。
気まずくてソッポ向いてるエリカ細かいですね
律儀なノック音は原作通りです。
・ここの深雪さんさんで困った顔してるんでしょう?日曜日に呼び出して申し訳ないから?
・比較
・ここで似た反応をする二人を同じ画面にいれるのは、原作の「意外に息の合ったところを見せた美少女二人」を意識したんですかね?
ここの会話上手くセリフ短縮上手いですね。要点は伝わっているはず。
・比較
達也は自分にできることと出来ないことを分かっているので割と周りを利用するし頼るし巻き込んでいくんですよね。こういう強かなところも達也の魅力ですよね。
・キャビネット内兄妹の会話
・10巻46p「深雪は胸が締め付けられるような苦しさに耐えて」の再現ですかね。
・手を取るアレンジ良いですね
・48p「達也は正面を向いて座り直し。目を閉じた」
座りなおす仕草まで再現してますね
良いシーンなのにBGMが変すぎる…ポロロロン♪みたいなピアノの音が合ってない…。あと深雪さんの眉毛がピョンピョンしてるのが気になる。
まとめ
★★★★☆
・戦闘シーンのテンポが良い。エフェクトが綺麗。魔法の解説の取捨選択が良い。
・テンポと映像的見映えを意識しながら原作の魔法解説を入れようとしている工夫が見える。アニメ化用に原作をかみ砕いたのが分かる。3話より良い。
・リーナがかわいい。
・深雪さんの解釈が私と合わない。美人度が低い。怖い顔は良い。深雪さんの顔が良ければ星5であった。
・BGMで台無し。
・深雪さん比較
石田さんと豆塚さんで統一感がないですね
魔法科アニメ2期3話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
絵コンテ:寺東克己
演出:池田重隆
総作画監督:石田可奈
作画監督:徳田拓也、萩原省智、青木裕子、王 悦春、Zearth Sato
作画監督補佐:柿畑文乃
エフェクト作画監督:梅田貴嗣
アクション作画監督:菊池康仁
9巻184p~9巻261pまで
Aパート
・八雲との訓練シーン。アニメは2096年1月17日(火)の記述だが、おそらく原作より一日ズレているので原作では1月18日。
・訓練シーンの作画良いですね。カメラワークとか見せ方は1期1話のほうがクオリティ高いですが、ここにそんな力入れるんだ…という気持ちだったので、このくらい淡々としたカメラワークのほうが訓練シーンぽくて私は好きです。ここは物語的見せ場でもないし。
・八雲の幻術を打ち消すために術式解散(グラムディスパ―ジョン)を使ったがセリフには出さず、目元と光のエフェクトで魔法発動を表現してますね。
ここは特に魔法解説無くても問題ないと思う。1期1話の八雲との訓練シーンも光のエフェクトでうまく魔法発動の表現してましたね。
・9巻186p「八雲の投げに宙を舞った」
ちゃんと投げられてる。
・原作では達也は片腕を取られていたのでうまく受け身がとれず何度かせき込んでるんだけど、すんなり起きてますね。この辺はコミカライズに似ている。
八雲が額あたりをペチっと叩くのも原作にはないのでコミカライズ参考。
・原作9巻187p「八雲はこめかみのあたりを片手でこすりながら答えた。多分冷汗を拭っている真似だろう」
・八雲との会話は多少カットはあるがほぼ原作通り。しかしここまで尺をとるとは思わなかった。「背中合わせの影絵~」のあたりはカットしても問題なかったと思うし、「妖霊」は音声だけでは意味が伝わりにくいだろうなあと思った。
このあたりはコミカライズのほうが簡潔で分かりやすいですね。
・入学編では達也は身長175センチ(九校戦編で178だったか)で八雲が177センチだったのだけど、達也の身長伸びました?
・教室のシーン。原作にはあれから2日とあるがレオが襲われた日からなのか、八雲との会話の日からなのが不明。何日なんだろう?18~20日の間?
幹比古は寝不足で頭痛がするから美月に付き添ってもらって保健室に行くのだが、アニメではカットされてますね。幹比古とエリカが夜出歩いて夜更かししてることが分かればいいシーンなので、仕方ない。(コミカライズにはある)
原作ではこのシーンの前に、朝エリカと幹比古が一緒に遅れてくるのを知って美月の顔が強張るニヤニヤシーンがある。
・雫との通話シーン
原作9巻196pに「自分の携帯端末の画面越し、同時通話の機能を使って」とあるので、達也、深雪、ほのかがそれぞれ自分の携帯端末で通話してることになってるんだけど、アニメではほのかの端末をそのまま借りて通話してるので、「達也がピンクのスマホを持っている」という可愛いシーンが生まれている。
コミカライズは原作に倣ってそれぞれの端末を持ってますね。
これ、キャラに端末を持たせる作画コストを抑えるためなんですかね?
・コミカライズには原作にはない「達也に頼まれて喜ぶほのか」が追加されています。かわいい。
・9巻196p「画面の中の少女が、わずかに目を細めて笑った」
比較。どっちもかわいい。
作画監督の塩梅にもよるんだろうけど、1期より大人っぽい顔立ちで良いですね。
・原作では達也と通話できて嬉しそうにほほ笑む雫を見て、深雪さんとほのかがムッとするシーンがあったがカット。カットされて良かった。
このシーン、ほのかより深雪さんのほうが大人びた顔立ちで姿勢が良くて美少女なのが分かりやすくて好き。
あとこのシーン、モブが歩く動きも丁寧なんですよね。CG使ってないのすごい。
・9巻196p「画面の中で、雫がコテっと首を傾げた」
比較
原作では吸血鬼事件の話にすぐにピンと来なくて首をかしげたが(コミカライズは原作に倣っている)、アニメでは電話をかけてきた理由を伺うニュアンスで首をかしげているに変更。かわいい。
・ここの雫の「でも、アメリカに手掛かりがあると思ってる。違う?」の「違う?」の言い方が嬉しそうで可愛い。こういうのアニメならではの楽しさ。
・「原因はアメリカにあると思ってる」の反応比較
ここはコミカライズより良いですね。驚いたままのほのかと違い、深雪さんは驚いた後に神妙な顔つきになっている変化の違いとか。
・エリカと幹比古の捜索
1月20日(金)。原作には日にちの描写はない。
・服装比較
・幹比古の棒(暗くて見にくいので加工)。
細やかな文字が書かれているのは原作通りなんだけど、9巻202p「断面がほぼ真円となるように加工されている」とは微妙に異なっているような?これ断面六角形ですよね?コミカライズは円柱。
※2020年10月24日追記。来訪者編アニメ設定資料集でこの棒の指示文に「断面はほぼ真円」とあることが判明。つまり3話担当のスタッフのミス。
・比較
9巻202p「棒は十字路の右を指していた」
ドラえもんにこんな道具ありましたね。
近未来SFの世界にこういう古典的占い要素あるの面白いですよね。
原作では棒を立てたら後ろ歩きで三歩下がって体を反転させているのだが、アニメはコミカライズに倣ってますね。なんで体を反転したのか原作に記述がなくて謎が多いので、ここはこれでいいんじゃなかろうか。
・ここ結構バッサリセリフカットしてますね。エリカ達が七草&十文字とは別行動なのが分かればいいのでこれでいいと思う。
・ここ、達也をシグナル通知先に入れてるシーンなんだが、コミカライズみたいに達也の名前見えたほうが良かったんじゃないかなと思う。この後の達也が来た理由を話すシーンがカットされてるので。
・サリバンとアンジーの追いかけっこ
まさかサイオンのノイズを浴びせられてサリバンを見失うシーンを映像化するとは思わなかった。コミカライズを真似てくるものかと。ここいる?
・ここの「どっち?シルヴィ」は原作に無い。そのせいか口調がおかしい。リーナはシルヴィに対して常に丁寧語口調なので。「どっちですか?シルヴィ」のほうが合ってる。(一部字幕では「どっちへ?」と表記されたらしいんですが、何度聞いても「どっち?」にしか聞こえないんですよね)
2話でもそうだったが、原作にない追加セリフの口調がキャラに合ってない問題がたまに出てきてる。不安だ。
・リーナがハンターQ(17th)をクレア、ハンターR(18th)をレイチェルと呼ぶのは、リーナがコードで呼ぶのを嫌っているから。優しい。
・リーナの術式に干渉できない描写分かりやすくて良いですね。
・「ダガーにかけられた移動術式に干渉できない!」比較。
モノローグで解説するの分かりやすくて良いと思うんですが、それはそれとしてドヤ顔で目を光らせてから「できない」の流れで笑ってしまう。サリバンが可愛く見えてきたぞ。
・比較
殺意高い。コミカライズより怖い。
・比較
アニメだとリーナの銃弾が情報強化されてるのが分かりやすいですね。魔法のエフェクトが綺麗で見映えがいい。
コミカライズは原作にはない撃った後少し間があって(原作は余韻に浸ることなくすぐ次の敵に向かっている)、リーナが仲間を撃ったことへ辛い気持ちが感じ取れるので良い。甲乙つけがたい。
・投げたナイフを回収する描写は原作にはない。コミカライズでは魔法で回収している。ここいる?
・比較
アニメと原作だといきなり切りかかってて怖い感じですが、コミカライズには一応仮面も怪しいから抑えようってセリフに出してますね。にしても血気盛んだ。
・比較
ここ、エリカが自己加速術式使ってないのでエフェクト出てないのは正解。
「参る」はコミカライズのほうが覚悟決まってて好きですね。
・ここの「お前の相手は僕だ」はアニオリ
・ここでエリカが光ってるのは慣性制御術式の表現ですかね。自己加速術式と判断がつきにくい。
・比較
防壁か衰弱か判断するのナイフを投げたのは原作通り。コミカライズではカット。
・原作ではリーナは銃を落としていないのでコミカライズ参考
ちょっとコミカライズ真似しすぎじゃないですかね。構図そのまんま。コミカライズは原作通りに描写していて出来がいいので、そのコミカライズを参考にすれば原作と差異はそんなに出ないし出来も良くなるだろうけど、それは「コミカライズのアニメ化」であって「原作のアニメ化」なのか?と思わずにはいられない。
独自性がない。
・原作9巻219p「すぐさま身体を起こす」とあるけどゆっくり起き上がってますね。追撃を恐れていない。
・比較
・魔法が打ち消される回数が3回。原作通り。(コミカライズは1回)
・リーナがその場から離れるために足元を撃った回数5回。原作通り。(コミカライズは2回)
・比較
原作はこの後に幹比古が達也にこっそり連絡していたことや、服が破れたエリカを達也がバイクで送っていくシーンがあるがカットされている。
Bパート
・原作では起きて報告してますが、アニメだと気絶してますね。喋らせる人数を減らして作画コストを下げているのかな?
・比較
・真夜との通話シーン
原作には通話の前に深雪さんが「は?叔母様に、ですか?」と兄に向って「は?」なんてとんでもない発言をするシーンがあったのですが、無事にカットされておりました。良かった。
・9巻231p「血のつながりがあるとはいえ、普段着では電話も掛けられない、映像をカットするなどとんでもない。兄妹にとって、叔母はそういう存在だった」
とあるので二人とも正装している。ここは原作通りだが、1話の真夜との通話(アニオリ)で私服だったのがおかしいのが協調される(1話では真夜が「良いお年を」と言っているから大晦日前後に通話した可能性が高く、ますます私服だったのがまずい)
・原作に服装の描写はないのでコミカライズ参考
・尺短縮のためにしかたかったのかもしれないが、四葉にとって達也は道具なので葉山さんのように主人である深雪さんの後ろに立っているべきなのに深雪さんの隣に立っているのはおかしい。(コミカライズは常に深雪さんの斜め後ろに控えている)。
あと第一声の「夜分遅く、申し訳ございません」も達也の発言に変えられているが、主人より先にガーディアンが発言するのは失礼だし達也もそれをわきまえているので、この改変には違和感がある。
・9巻232p「深雪が呆気にとられた顔で絶句していた」
原作通りなのはコミカライズだが、静かに動揺する感じのアニメのほうが深雪さんらしい。
・9巻232p「葉山が眉を片方だけ上げるという器用な真似をしていた」
ここカットしなかったの意外ですね。コミカライズはカットしてる。
・233p「顔を蒼くして、声を失う」
「そんな…」というセリフは原作に無いのでコミカライズからですね。ポーズもそのまんまですね。
・比較
唇の描写やけに気合入ってますね。好き。
・会話に出てきた「老師の弟」はリーナのおじいちゃんです
・真由美と十文字との会話シーン
2096年1月21日。原作には日付が書いてないので日付分かるの嬉しいですね。
原作では通学路で兄妹が真由美さんに声をかけられるシーンがあったがカット。(コミカライズもここをカットしている)
・アニメは
達也「先に情報提供してくなれいと協力しません」
↓
真由美「達也君が協力を約束してくれるなら情報提供します」
↓
達也「わかりました協力します。」
で、セリフをカットしすぎて達也が高圧的にきたくせにすんなり受け入れてるようにしか見えなくて違和感ありますね。
でも実際このシーンは原作読んでもわかりにくい。達也は最初から頼まれれば協力するつもり(より多く情報を得るため)ではあったが、なかなか本題(達也に協力要請)に入らないし情報を開示しない先輩たちに先手を取って高圧的に自ら本題に入った。という流れで合ってるはず…
でもアニメだと「単刀直入に言います。達也君、私たちに協力してくれない?」(アニオリ台詞)と初っ端から協力要請しているからニュアンスが変わってしまっている。腹の探り合い感がなくなってるんですよね…。
変えてるわりに中途半端にコミカライズに構図を似せてくるという。アニメ勢にはなんでここで達也が悪い顔したのかわからくない?
・達也が得た情報をセリフにしてくれたのは分かりやすくて良い改変。(原作は地の分でコミカライズは達也のモノローグ。)勢力図が分かりやすい。
・ここの真由美さんエロくて好き。
達也だけ別行動の理由はカットなんですね。三人の関係性が分かる良いシーンなんですが。
・原作には達也深雪ほのかの食事シーンがあって、リーナを軽体操部に入れて写真を撮ろうという話があったとかリーナを(不埒な)部活の勧誘から守るために生徒会に入れないかという話があったがカット。物語に重要じゃないので仕方ない。
・兄妹の自宅シーン
服装は原作には無かったのでコミカライズ参考。
深雪さんがしだれかかるように達也に寄り添ってるのは原作通りです。
・比較
ここの深雪さん綺麗ですね。顔が大人っぽいと美人度が増す。
・「風間少佐のおかげで成層圏プラットフォームが使えるのはありがたいな」
ここセリフがあるおかげで何してるか分かりやすいですね。こういうアニオリ台詞の追加は助かる。
・深雪さんのモノローグ全カットとか信じられない。正気か?
達也に家にいるように言いつけられたが、嫌な予感がするし相手はあのUSNAスターズ最強のアンジー。兄の言いつけに背くことになっても兄が傷つくのを黙って待ってなどいられない。兄の役に立ちたくて不得手な機械を操作して必死に兄の行方を追っている。
っていう深雪さんのヒロインとしての良さを出してるめちゃくちゃ大事なシーンなのにカットとか正気ではない。この心境から次の深雪VSリーナにつながるのにわけわからん。3話の一番の欠点はこのカットである
・原作には「公園」としか描写がなかったんだけど上野公園だったのか。
・比較
・まさかの説明皆無で唖然とした
リーナと最初に対峙したときはリーナ本体に雲散霧消(ミストディスパージョン)(物質の構造情報に干渉する魔法)を使ったのでパレードによって照準を外されていて、
二度目に対峙したときは纏衣の逃げ水と真夜との会話からパレードの概要が推測できたので、リーナ本体でなく魔法式に術式解散(グラムディスパージョン)(魔法式の構造情報に作用する魔法)を使っている。
で、これでリーナの変わり身の術を解いただけでパレードを完全攻略したわけではない。
のだがアニメは説明がないので達也がパレードを無力化したようにみえてしまっている。一応来週の戦闘でパレードの厄介さが分かるから説明皆無なんだろうか…?
説明がないので視聴者の一部は「二度目で完全攻略さすおに!」と勘違いしてるし、直前で深雪さんがあんなに驚いていたのが滑稽になっちゃてるんだよね。う~ん。
まとめ
★★☆☆☆
・カットのバランスがグチャグチャ。この話は何を一番見せたかったのか分からない。まとまりがない。
・全体的にコミカライズを真似し過ぎ。エリカと幹比古の戦闘シーンなんかコミカライズの構図そのまま。独自性に欠ける。
・Aパートの修行シーンのアクションや、セリフを追加したり深雪さんの描き方は良い。
・深雪さんのモノローグカットは頭おかしい。これが一番評価を下げるポイント。
※追記:6話視聴後評価星ひとつ足しました。
魔法科アニメ2期2話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
総作画監督:石田可奈
原作9巻117p~9巻184pまで
Aパート
・出だしの虫の羽音のようなBGMが不穏さを出していてすごく良いなと思って、のちのシーンでレオがパラサイト(吸血鬼)の気配に気づいた場面と原作読みなおして判明したのですが、このBGMは原作の「虫の羽音のようなざわめき」(パラサイトの会話の音)の再現なんですね。
・アニメでは2096年1月13日になっているが、パラサイトたちの「また不適合か?」の会話は原作だと1月16日(月)の夜。被害者の格好も原作と違うのでここは原作9巻の68ページ(深雪とリーナが学校で対決するところの前)の被害者発見シーンと組み合わせたものと思われる。
・よくみるとレオが徘徊してるのが分かる。
他校の制服が一般的なので、魔法科高校の制服がかなり派手なのが露骨になりますね…
・原作では2096年1月14日に警察の千葉寿和に捜査を協力を頼まれるシーンがあるがアニメではカット。
・1月16日(月)(おそらくアニメだと1月14日)の学校での会話シーン
アニメ「珍しいな。レオが欠伸なんて」
原作「今日は随分遅かったな?」
コミカライズ「今日は随分と遅かったな」
原作ではレオは達也たちの会話の途中で参加するが、アニメだと最初から参加している。昨夜レオが徘徊していたのをわかりやすくするためだろうが、なんで徘徊していたのか原作のように理由が述べられていないため、不可解に思う視聴者もいたようだった。しかし徘徊の理由を喋らせるのはレオらしかぬ行為だし、モノローグやナレーションで語ってはテンポが悪くなるだろうし、私はカットはやむなしだと思う。
・エリカが机に腰掛けるのは原作通り。コミカライズと比較。
口パクの描写細かいですね…
・原作では「隣の席から眉を曇らせて、と言うより少しビクビクした表情で」とあるがアニメでは怖がらせていない。
・サイオンレーダーの話はカットされるなあと予測はしてたので気にしてないんですが、達也の「オカルト的といえば、つい百年前まで魔法はオカルトの最たるものだったんだけどな」のセリフがカットされてないのが地味に嬉しかったですね(コミカライズではカットされてる)。魔法科の魔法は体系化されてからまだ一世紀くらいしか経ってないのでまだ未知の部分が多く、魔法を人間のものではないと恐怖している人達も多くいるので。あとこのセリフは人間主義(魔法師を排除しようとする人たち)の話にスムーズに繋げられる。
・比較
コミカライズの一コマ置いた間の取り方も良いんですけど、アニメの眠そうな目元にキリっと光が宿る描き方も良いですねえ。
・学食での会話シーン
原作では席順の描写はなかったんだけど、深雪さんとほのかが達也の隣に座っていないのは違和感ありますね。1話では隣に座っていたので。
教室でのシーンもだけど、司波兄妹の姿勢が良いのが嬉しい。
・比較
吸血鬼の話してるのに緊張感ないなと思ったが、明るい感じなのは良い緩和剤でもあるのかな。
・このレオの目線細かいですね。エリカと比べて表情が堅いとことか。2話は全体的に視線とか立ち方とか細かい動きの描写がすごい。
・比較
達也の関心を得られてうれしくなってるってシーンなんだが、アニメだと嬉しそうって感じはあんまりないですね。
・原作ではこの後にフォーマルハウト(アニメ一話でリーナに処断された人)の脳に異常があったと判明するシーンがあったがアニメではカット
・1月15日の夜(原作では16日の夜)、パラサイトとスターダストとレオの戦闘。
原作ではこっちにパラサイトの「また不適合か」の会話が入る。
・シルヴィのオペレーションはアニオリですね。
・原作ではここのシーンの被害者は一人だったので、二人に増えてますね。あと原作と服装が微妙に違う。コミカライズは原作通り。
・スターダストの二人のデザインはコミカライズ参考。よく見るとCADデザインが似ている。あとキャストジャマーの持ち方が違いますね。アニメみたいなのはハリエステクニックっていうんでしたっけ?
・軌道屈折術式、比較
・軌道を捻じ曲げる表現を光の糸のように表現するの面白いですね。あと発動の音が通常のCADでの魔法発動音を短くしたような感じで似てますね。コミカライズにはなかった表現。超能力っぽさが出てる。
・捻じ曲げる表現を光の糸のようなもので表現するのは空の境界の「歪曲」ににてますね。
・ダンシングブレイズ、アニメで見るとカッコいいですね。原作通り投げたナイフは4本ですね。
ここも原作通り投げてるのは4本ですね。
・パラサイトの自己加速術式、虫みたいなカサカサした不気味な表現良いですね
・レオの服装は原作カラーページから、細かい部分はコミカライズ参考。
・比較
・原作でレオは戦う前に吸血鬼がいたと寿和に連絡しているが、アニメでは寿和と会ってないのでなかったことになってる。
・原作では翌朝エリカが起床後に寿和から真夜中に連絡があったと判明するのだが、アニメは真夜中のシーンを起床のシーンと入れ替えてますね。
Bパート
・1月16日(原作だとおそらく17日)の夕方、レオの見舞いシーン。
・これなんて花でしょうね?お見舞いには明るい色の花が良いらしいので黄色の配色はおかしくないが、一種類一色オンリーはちょっと地味ですね。
・エリカの服装比較。原作では「セーターにスカート」とだけなのでコミカライズ参考。この微妙に部屋着みたいなデザインがお見舞いのために急いできた感じがして良いですよね。
・立ち位置比較。
原作ではレオのお姉さんの貴重な登場シーンなんだけどアニメではカット。
・2話は全体的にすごいんだけどこの病室シーンはとくに素人ながらも凄いと感じられるシーンだった。
構図とか目線とか重心を小さく動かすところとかキャラが動くと動いた方向にカメラがちょっと追うところとか、始終細かくてすごいですね…説明シーンなのに退屈しなかった。キャラがそこに立って生きて話してるって感じた。
ここ、全員にパラサイトの説明をしているから俯瞰視点になっていて
幽体の話になって、まず話しかけられているレオのソロからそのままみんなが聞いている表現でエリカ、美月たち3人とぐるりと周り、カメラの動きの終着点に次にセリフがある深雪がいて、深雪のアップになるっていう。
会話の流れとカメラワークがすごくスムーズ。カメラが動いてるから長いセリフの途中でも棒立ち平坦に見えないっていう。
・1話でもカットされてたんですが、幹比古が「ミキ」と呼ばれていやがるネタはカットなんですね。
・「薬を使えば小学生の~」の構図、作画関係の人の考察でレオと幹比古(と美月)の会話に割り込む形(反論している)なので、エリカが対面で割って立っているのはそういう意図があると聞いて、それを踏まえて一連のシーンを見ると納得する部分が多い。
原作「寄生虫(パラサイト)?そのままの意味じゃないよね?」(エリカ)
アニメ「パラサイト…寄生虫ですか?」(美月)
エリカのセリフが美月のセリフになっている。
原作「~精気だってこと?」(エリカ)
コミカライズ「~精気だってことね」(エリカ)
アニメ「~精気だということなの?」(深雪)
エリカのセリフが深雪のセリフになっている。
美月と深雪は立ち位置的にレオと幹比古の間に挟まらない=会話に同調で、エリカに喋らせると話を割る形になって反論になるっていうのが徹底しているんですよね。すご。
でも一点残念な点が。深雪と幹比古はお互い丁寧語で話すので幹比古が「ええ」(コミカライズではエリカへの返事なので「うん」。原作では無言でうなづく)と丁寧語よりで返すのは合っているのだが、深雪が「~ことですか?」ではなく「~ことなの?」と丁寧語で話していないのは不自然になっている。
もったいない。
・確信がないために仲間にパラサイトのことを事前に話せなかったせいでレオが被害にあったことに自責の念を覚えている幹比古を、レオが気遣い遮るように「いいぜ」と許容するシーン。原作再現でとても良い。コミカライズはカットされてたシーンなので。ポーズはコミカライズですね。
・「君って本当に人間かい?」のシーン
原作ではレオは「さすがに笑い飛ばせないよだった」「明らかに気分を害している」とあるがアニメでは苦笑いしている。背景がギャグチックなのでコミカライズの表現を参考にしているっぽい。
・ここみんな姿勢よくて良い。
・「俺の体は特別製だぜ」のシーン
ここ、一瞬口元の笑みが消えて目を閉じて、1拍置いて返事を返すところ細かい。コミカライズの表現にちょっと似てますね。
・原作とは違いながれるようにエレベーターのシーンに移行する。今まで説明メインで「静」の画面だったのが動くエレベーターで「動」に変わる。
友達が巻き込まれ敵がパラサイトであることが分かり、主人公が本筋に関わりだす(主人公がここから動き始める)=物語が動き出した、という表現なんじゃないかと
・みんな姿勢が良くて良い。
原作では達也の両脇に深雪とほのかがいて幹比古が嫉妬するシーンがあるがカット。
ちなみに達也が外に出て話し始めたのは盗聴器を気にしていたから。
・エリカと寿和の会話。
寿和がレオに捜索に協力をさせた結果レオが巻き込まれたので、エリカが怒って(私を含む)寿和を殴りつけてたんだけど、アニメでは協力を依頼したのは無かったことのなっているので、寿和の頬が腫れていない。
・原作では達也たちが来る前に真由美と十文字が見舞いに来ていて、被害者に七草の関係者がいることや、七草が死体を隠しているなど会話があったがカット。
・「無くて結構」で寿和に背を向ける描写良いですね。原作にもコミカライズにも背を向ける描写はないんですが、原作の「本音か照れ隠しか」(9巻178p)のどちらにもとれる表現になってるんですよねこれ。
原作「喧嘩を吹っ掛けてきた来たのは向こうの側、こっちは受けて立つだけよ」
コミカライズ「喧嘩を吹っ掛けてきた来たのは向こうの側、こっちは受けて立つだけよ」
アニメ「売られた喧嘩は買うだけよ」
・アンジーとスターダスト達の会話
原作「事前に与えられたデータに従いキャストジャマーを使用しました」
アニメ「CADの作動を妨害するべくキャストジャマーを使用しました」
キャストジャマーが何なのか分かりやすくする配慮でしょうか?
ハンターQの顔の描き方が丁寧だ…
・リーナとシルヴィの会話シーン
9124
・比較
原作ではリーナの着替えシーンは1ページぐらいなんですが、コミカライズ同様ねっとり描写してますね。
ここの重心移動細かっ
・原作9巻183p「姿見の前でヒラヒラ翻るインナーガウンの端を両手で持って、クネクネトポーズを取っていた。」
ここ個人的に違和感を覚えたシーンでした。リーナは幼いころから軍の訓練を受けて10代で総隊長に選ばれたので「普通の学生生活」に馴染みがないので、魔法科高校の潜入調査で学生らしいことができてちょっと浮かれている、このシーンなら学生服を着れて楽しい…と私は解釈していたのですが、アニメでは胸元を開けて制服を着崩しているので制服が嬉しいわけではなく、単に自分のスタイルの良さに酔っているようにしか見えないんですよね。
・真由美と十文字の会話
比較
・このシーン、原作では1月16日のエリカの「昨日のニュースみた?」の後、レオが襲われる前のシーンなので、大幅な入れ替え。
・四葉の話をカットして、原作では会話の冒頭にあった「共闘を望みます」のセリフを最後に持ってきてますね。この辺はコミカライズ参考かなあ
真由美さんの顔立ちが大人っぽくて良き…
まとめ
★★★★★
・顔立ちが全体的に大人っぽく今回は変なBGMもなく場面に合っていて、適度な緊張感とじわじわと話が進んでいく感じは1話より魔法科らしい動画であったと思う。不満点は少々あったが些細な問題だと見逃がせるくらいには個人的に好き。
・とにかく動画のクオリティが質が高い。高岡じゅんいちさんの技術の高さに感動する回であった。映画やサスペンスドラマをみているようであった。一人原画ゆえか作画の統一感もあってよかった。
・1話がリーナ紹介な作りでパラサイト関連全カットだったので、2話で詰め込んでくると思っていたが、こううまく構成してくるとは思ってなかった。まだ2話だが、1期と比べて2期はかなり構成を練っていると思う。
・2話は警察関連や四葉家と七草の関係やら細かい設定を減らして、パラサイトの話で固めてきてるなとは分かった。
Bパートで「レオが襲われたことで敵がパラサイトと判明、達也が本筋に絡みだす」と描いて「USNAのパラサイトとの戦闘の報告」、最後に原作ではもっと前にあった七草と十文字の会話を最後に持ってきて「被害の範囲や人数、魔法師が襲われていること、七草と十文字の共闘」で各陣営が動き出したっていう全体の総括してるのが上手い。
・1話の華やかな印象とガラッと変わったので困惑している人が多いのもちょっとわかる。私も初見は癖が強いなと感じた。
・深雪さんについて
高岡さん深雪さんは目が小さめで大人っぽいですね。豆塚さんより美人度は高く、石田さんよりシンプルって感じ。
魔法科アニメ2期1話感想
サムネ用
脚本:中本宗応(ライトワークス)
絵コンテ:吉田りさこ
作画監督:石田可奈(Aパート) 豆塚隆(Bパート)
演出:江口大輔
原作9巻116pまで
Aパート
・比較
・アンジーが後ろ髪を結い上げているのはコミカライズ参考。
・ミラーケージにリーナ(アンジー)が映っている描写で初っ端から「上手いなこれ」って思いました。リーナが仲間を撃ってしまうことで自分自身も傷つけて(殺して)しまっているって表現なんじゃないかと。
ミラーケージにリーナが映り込むのはコミカライズもそうなんだけど、アニメはよりリーナの感情をわかりやすく表現してきた感じ
・「あなたを処断します」のあたりは日笠さんの演技と一瞬躊躇う目元のアップにより、コミカライズよりも悲痛な感じに。原作には「悲鳴のような宣告」とあるので忠実でわかりやすくなってる。
・アニメではリーナの処断の後に達也たちのクリスマスシーンが来てるけど、原作では順序が逆。テスト勉強中の雫の留学の話とクリスマスパーティをくっつけたのはコミカライズを参考にしてるっぽい。
コミカライズより幹比古と美月の距離が近くていいですね
・雫の送別会なので美月が切り分けたチョコプレートの付いたケーキは、回って主役である雫の元に回ってきている。
・リーナとベンの会話シーン。会話内容は原作のまま。コミカライズではカットされた部分で代わりの説明をシルヴィが行っていた。
・ここコミカライズのようにカットしなくて大正解だなと思っていて、リーナが諜報活動が苦手だとか、年齢や戦闘力を優先してリーナが選ばれた説明とか、「なぜリーナほどの魔法師が日本に来たのか」は大事な部分だし最初に出しておくべきだと思うので。
・あとここは諭すような大人のベンとの会話により、リーナがまだ年相応で軍人としては精神的に未熟な「劣等生」であるのが原作で最初に分かるシーンなので、カットしなくて正解。
・ベンにはリーナより年下の娘がいるのでリーナに割と優しいのです。
・あとここで飲み物にリーナの顔を映すシーンも良いなって思ってまして。「顔が映っていて自分の顔を見ている=自問自答している、自分に言い聞かせている」って意味に見えるし、「水面で顔が揺らいでいる=精神的に揺らいでいる、不安に思っている」って意味にも見えるんだよね。
・Bパートにも飲み物に顔が映るシーンがあって、一つの話に二回も同じ表現があるのはやはり意味があるんじゃないのかなあと思うのです。
・ちなみに達也のシーンにも飲み物出てくるんだけど顔が映ってないので、達也の心はブレてないってことなのかなと。リーナもベンに説得されて決心したあとは水面に顔が映ってなくてティーカップだけになってるので。
・にしても良い尻だ。
・真夜さまとの会話シーン。ポーズはコミカライズ参考っぽい。原作では11月に達也と真夜さまで一対一で会談を行っていたので、ここはアニメ改変。
・深雪さんの服装はコミカライズ参考。コミカライズでは真夜さまとの会話の回想シーンのときに深雪さんがこの私服だったので、アニメでは真夜さまとの会話の時にこの私服を着ていることになっていてまずいことになっている。司波兄妹は真夜さまとの映像付き電話の時は必ず正装に着替えているので。
このあたりの深雪さんは自宅では兄の前でしか露出の多い恰好をしないので…もったいないミスですね。
・初詣のシーン。比較
・ここ二人の歩く速さが違うんだよね。深雪さんは着物だから歩幅が狭い。細かいなあと
・この深雪さんの肌の白さ良いですよね。一期から肌の配色変更してなくて良かった。
・一期と比べて深雪さんの美人描写をするようになったのはめちゃくちゃ大きな進歩なんだけど、明確にモブが見惚れたりするシーンが一つしかないっていう。深雪さんほどの美少女がいながらモブがすれ違い様に振り返りもしないという。
ちなみにコミカライズはきちんと描いてる。
・石田さんが一期のころより大人びた顔で描いてくれるようになったので、一期よりデザインで美人に見えるようになったというのはめちゃくちゃ良いことです。
・この照れたときにフリフリするの上品さがないので幻滅したんだけど、劇場版の小説版で照れるときに体をモジモジさせるみたいな表現があったので、作者的にはこれが「淑女の恥じらい方」らしい。(後に調べたら「急に熱を持った頬を押さえて、深雪が身体ごと横を向く。」とあったので、一期にもあったこの体フリフリはアニメスタッフの解釈の可能性が高い)
・しかし一期一話のこれに比べたら遥かに良くなっていると思います。一期一話の深雪さん、見返すと誰こいつ感すっげ
・リーナも美人に描いてあって嬉しいんだけど、リーナほどの美少女が奇妙な恰好してウロウロしてるのにモブが誰も彼女のほうを見ていないのがすごく違和感あった。
モブの描写が甘すぎるんだけど、美人に見えるように描いたという事実はホンっトに偉大な一歩
・比較
・この服装変更は私はいい改変だと思います。原作の格好だと現代で着ていてもそんなに時代遅れ感や奇抜感はないと思うので。間違った日本感を出すためにギャル系振袖という選択肢はアリ。
・魔法少女って言われると違和感あるなあ。着物着てる魔法少女って少数では?私は思いつかない。
・石田さんの描く縦ロールの描写細かくてすごいですよね
・ちなみに原作では初詣には小野遥先生も参加してたけどアニメでは除外されてますね…
Bパート
・Bパートから作画監督が豆塚さんに変わるんだけど、絵柄が違いすぎるw
・ちょっとここでデザイン比較を見て欲しい…
※1枚め3枚めが劇場版デザインで、2枚め4枚めがアニメ2期のデザイン。
そっくりじゃありませんか…?(前髪上部のラインの描き方がそのまま)
・司波深雪のデザインも見てみると…
※1枚め3枚めがアニメ1期のデザインで、2枚め4枚めがアニメ2期のデザイン
模写ってレベルで設定画そのまま…
で、Bパートのミアを見て欲しいのですが
・Bパートのミアが明らかにリーナより瞳が小さく描かれている(作画がAパートっぽい)のは、ミアのデザインを二期用に石田さんが新しく描き下ろしたから一期の頃とは描き方が違っていて、それを豆塚さんが「資料通りに」作画したからではないか?
・何が言いたいかというと、一期と劇場版の設定画を使い回している可能性が高くてですね…豆塚さんは設定画に忠実に作画していて、「作画を設定画通りに統一させる」という作画監督として優秀な方ってことです…。
しかし原作に合わせているのは石田さんのほうで、かつデザイナーである石田さんと作画を合わせてないのはどうなのか…。
優秀なことが裏目に出ている…みたいな…
・ほかの方も指摘してましたけど、リーナより深雪さんのほうが胸が大きい(原作30巻参照)のに作画だと逆なんですよね
入学編の時点で深雪さんの身長は160センチ、劇場版のリーナの身長は162センチ。
30巻の三年生時では深雪さんとリーナの身長差は1センチリーナのほうが大きいと描写がある。
ので、二年経て深雪さんのバストが急成長したとも考えられるが、そもそも三年生時の作画でもリーナのほうが胸が大きいという作画ミスがあるので…何とも言えないですね…
・比較。アニメは若干光るエフェクトをつけて美少女描写してるんだけど、Aパートの石田さんの描き方と比較すると睫毛の描写もないし輪郭が丸っこいので効果は薄い…。
・深雪さんとリーナという超美少女が登場したのに背景のモブの誰一人も二人を見ていないという。コミカライズにはきちんと美少女描写があります。
・ここで達也がレオに突っ込み入れるのはアニオリ。達也が学友と学生しててほほえましい。好きなシーン。
・達也の挨拶とか幹比古がミキって呼ばれることになってしまう会話もあったがアニメはカットされている。
・比較
森崎くん!
・自宅での兄妹の会話シーン。服装はコミカライズ参考。原作では深雪さんの座る位置は達也とテーブルを挟んで反対側だったので、クリスマスパーティ前の兄妹の会話シーンとここを合体させたものと思われる。
原作33ページ(クリスマスパーティ前の会話)では兄妹は隣に。原作86ページでは兄妹はテーブルを挟んで反対側に。コミカライズは分けて描いてるのでそのまま原作通りに座っている。
・シルヴィたちとの会話シーン。アンジーの名前の会話をシルヴィとの会話の合間の回想シーンに入れて尺短縮をはかっているのは上手いと思いました。
・比較
・原作では「アンジェリーナの愛称はアンジーじゃなかったかな?」の会話→シルヴィとリーナの会話→兄妹の「リーナの正体はアンジーシリウス~」の会話の順なんだけど、アニメだと入れ替えてますね。
・兄妹の「リーナの正体はアンジーシリウス~」の会話シーンには深雪さんの調整シーンというお色気シーンがあったんですけど、アニメはカットされてます。
・校内での達也とリーナの会話。原作では花音に頼まれて校内巡回にリーナを連れている途中での会話なんだけど、達也の巡回中にリーナが話しかけてきた形に変更になってます
原作「カノンに聞いたら」
漫画「カノンに聞いたら」
アニメ「ほのかに聞いたら」
花音が出てないのでセリフが変わっている。
・細かい指摘なんだけど指を差すのはやめて欲しかったですね。海外では指差しは日本より失礼な行為じゃなかったか?
・比較
・ベンとの通信シーン
・原作ではこのシーンの前にレオと千葉寿和たち警察とのやりとりがあったけど、予告を見るにそれは二話に持ってくるようだ。
あと「リーナは九島閣下のご血縁かい?」の会話の後にも寿和警部による変死事件捜査シーンがあったがそれもカットされている。
まとめ
★★★☆☆
・Aパートの作画は良かったけどBパートは良くなかった。あとBGMがクソ。1期の頃から思っていたが魔法科の雰囲気と全く合っていない。せっかく石田さんが深雪さんを美人に描いてくれてるのに軽いBGMのせいで品を下げてて許せない。
・1期より作画が綺麗になってるし、深読みできる表現もあって映像的に楽しかった。
・構成に関してはかなり上手いと感じた。シーンをくっつけたり入れ替えたりして場面展開を減らして分かりやすくしてるし、マイクロブラックホールの話や寿和警部の変死事件のあれこれ、小野先生や花音の登場をカットとか情報を極力減らしてリーナに焦点を当ててまとめてたのは上手いと思う。
感想で「初見の人にリーナを知ってもらうには良い1話だったのでは」みたいな意見を見かけたがその通りだと思う。
・良いと悪いが半々って感じです。構成はかなり好き。1期のころのコミカライズそのまま映像化したようなガバガバ構成に比べたら2期はちゃんと練っているなと感じられた